マイコプラズマ肺炎は、子どもに多い感染症でしたが、今では大人がかかることも珍しくありません。
■マイコプラズマ肺炎とは
・「肺炎マイコプラズマ」という細菌に、感染することによって起こる呼吸器感染症です。
・感染した人の飛沫や、感染者と接触したりすることにより感染します。
■マイコプラズマ肺炎の症状
・潜伏期間は2~3週間程度
・発熱、倦怠感、咽頭痛、頭痛、痰がからまない乾いた咳などの症状がみられます。
・咳は少し遅れて始まることもあります。
・熱が下がった後も長期にわたって咳が続くのが特徴です。
※初期症状は風邪に似ていますが、マイコプラズマ肺炎の咳は3~4週間ほど続き、特に夜間や早朝に激しく出ることが多いです。
また、一部の人は重症の肺炎になったり、合併症(中耳炎・胸膜炎・心筋炎・髄膜炎などの)を起こす場合もあります。
■予防のポイント
・流水と石けんで手洗いを行いましょう。
・感染した場合は、家族間でもタオルの共用は避けましょう。
・咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど『咳エチケット』を心がけましょう。
現時点で、マイコプラズマ肺炎に有効なワクチンはありません。
長引く咳などの症状がある場合は、医療機関で診察をうけるようにしましょう。
■インフルエンザワクチン 新型コロナウイルスワクチン接種の予約を受け付けています
当院では、1日の接種人数を制限しています。接種を希望される方は、事前にお電話または当院窓口でご予約をお願いいたします。
■やまゆりクリニックからのお願い
3日以内に37.0℃以上の発熱や風邪症状のある方は、来院される前にお電話でご連絡をお願いいたします。
■年末年始休診のお知らせ
令和6年12月31日(火)~令和7年1月4日(土)まで
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