■薬の種類を知っておきましょう
薬には「医療用医薬品」と「OTC医薬品(市販薬)」という2つの種類があります。
1.「医療用医薬品」とは
医療機関で医師、歯科医師がその人の病気、症状、体質、年齢などを考えて処方する薬です。医療機関で直接受け取るか、薬局で処方箋により受け取ることができます。
薬はあなただけの薬です。症状が似ているからといって、絶対に他の人にはあげないでください。
2.「OTC医薬品(市販薬)」とは
薬剤師などによる情報提供を踏まえて、症状にあわせて薬局などで購入できる市販の薬です。OTC医薬品は、「要指導医薬品」と「一般用医薬品」の2つに分類されます。
(1)要指導医薬品:医療用医薬品からOTC医薬品に変更となってからの期間が比較的短いものや、劇薬が該当します。そのため、使用する際は注意が必要で薬剤師から対面での情報提供や指導を受けなければ購入できません。
(2)一般用医薬品:リスクに応じて、さらに第1類~第3類に分類されます。購入する時や薬に関して相談する時には薬剤師や登録販売者が対応します。
(文責:クリオネふくしま薬局 永松 文人)
問い合わせ:福島町健康づくり推進協議会(福祉課内)
【電話】47-4682
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