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自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊のふくしま散歩!

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北海道福島町

地域おこし協力隊
古市 太介
こんにちは。福島町青少年交流センター「新潮学舎」のハウスマスターの古市です。
新潮学舎もおかげさまで2年目を迎えます。関わっている皆さま、いつもありがとうございます。
新年度より新潮学舎で暮らす高校生が現在の5名から26名と大幅に増える予定です。人数が増えると最初のころは自由度が減りますが、まずは決りごとを守ってもらい、親元を離れての生活に慣れてもらう、というのが主眼になりそうです。一方で、人数が増えるからこそ、趣味嗜好が合う友人が見つかったり、一緒に活動したり、という楽しみも増えていくのではないでしょうか。
わたし自身の共同生活を振り返ると磨かれたことは3つあります。
1つ目は共同性を育むことです。一人暮らしよりも気をつかう状況はどうしてもあります。
2つ目は自分を知り、自分の枠を広げることです。育った背景の異なる他者との関わりや比較によって、自分自身を知り、また新しい視点を得ることができます。
3つ目はリーダーシップです。環境に慣れる。適合する。迷惑をかけない。それだけではなく、自分でアイデアを出し、呼びかけ、行動し、環境そのものをよりよくする取り組みです。イベントごとだけでなく、スポーツやボードゲームを通して相手の立場を考え、呼びかけ、行動するというスキルを伸ばすこともできます。
新入生たちは慣れない環境で最初は大変かと思いますが、学年や性別に強くこだわらず、工夫しながら生活の質と楽しみをつくっていってもらえればなと思います。

地域おこし協力隊
坂口 寿美
令和6年4月となり、私の地域おこし協力隊としての任期が残り6ヶ月となりました。
福島町まちづくり工房で運航業務を行っている岩部クルーズをメインとして着任し、2年半が経ち、その集大成の期間であると強く認識しております。
今シーズンの運航はゴールデンウィークよりスタートとなりますが、運航に先立ち3月1日から予約受付がスタートしており、すでに千人を超えるお客様から御予約を頂いている状況です。
私も他のスタッフ同様、営業開始に向けてクルーズ船や受付所など、お客様の受け入れ準備を日々整えながら、操船技術を少しでも習熟出来るように練習し、本格的な船長としてデビューを目指しているところです。
また、2月には操船技術のステップアップとして、小型船舶免許1級を取得致しました。
より「安心」「安全」の提供を念頭に、自らが出来ることを着実に、岩部クルーズひいては福島町に少しでも貢献出来るように努力して参ります。
そして4月からは、いよいよ北海道のアウトドアシーズンが本格的に始まる時期となります。
福島町まちづくり工房で取り組んでいる町内産蝦夷鹿角を利活用したキャンプ商品の生産管理を任されているので、製品の更なる品質向上に努めるのはもちろん、全国にこの活動と商品を届けられるように発信していきます。
改めて残りの任期も自分の担う業務に責任を持ち、道内外の方へ福島町の魅力などを発信し、町の活性化に繋げられるよう活動して参ります。

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