昨年3月から着工していた「水産種苗生産センター」が、本年3月に完成し、利用開始しました。
この施設は、福島町の基幹産業である「コンブ養殖漁業」および着業率9割を誇る「ウニ漁業」の生産基盤の向上を図るために整備されました。
これまでは、種苗生産のために、それぞれ別の施設として運営していましたが、運営・生産コストの削減と管理負担の軽減を図り、効率的な生産体制を構築する目的で、ほかの地区でも珍しい複合魚種の生産機能を兼ね備えた施設としております。
■施設の概要
名称:福島町水産種苗生産センター
所在地:福島町字日向469番地 福島漁港内
事業主体:福島町
運営主体:福島吉岡漁業協同組合
構造:RC造 一部鉄骨造 平屋建
面積:1,062.93平方メートル
内、コンブ部門 469.30平方メートル
ウニ部門 244.88平方メートル
機能:
養殖用コンブ種苗生産
放流用ウニ種苗生産・中間育成
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