文字サイズ
自治体の皆さまへ

地域おこし協力隊のふくしま散歩!

27/30

北海道福島町

○地域おこし協力隊 古市 太介
こんにちは。昼間は暑い日が多くなってきましたね。
新潮学舎のハウスマスター(管理人)の古市です。4月から20名超の新入生が入居し、去年とは異なった賑やかな雰囲気で日々の生活が営まれています。みな親元を離れて多くの同年代の生徒と過ごす中で、バイトや部活などの新しいチャレンジや、困りごとの解決を通して、成長しているようです。
わたしの目から見て、とくに大きな前進だな、と感じるのは「集団での話し合い」のスキルです。去年であれば、人数が少ないので、生活の面での困りごとや他者に迷惑をかけることもあまりなかったようですが、今年はトイレやシャワー、洗濯機を使用する時間や、どうすればきれいに維持できるかをひんぱんに話し合っていました。
ハウスマスターとしては仲裁も役割であると考えているのですが、最近、話し合いも生徒たち自身が企画し、呼びかけ、言いたいことは言って、相手の話も受け止める、という一連の流れも行っていて、すごいなと感動しています。今後の人生のいくつもの場面できっと役にたつ経験になるのではないでしょうか。
もちろん、人数が増えて活性化した面もあります。趣味があう仲間を見つけたり、スポーツをしたり、と福島町をフィールドとして余暇も楽しく過ごしているようです。
また、全国からの留学生募集を今年もスタートしておりますが、「新しい仲間探し」として今年はより主体的に生徒も企画段階から意見を出してくれています。今後、夏の説明会やオープンキャンパスでの成果も楽しみです。

○地域おこし協力隊 坂口 寿美
私事ではありますが今月末にて地域おこし協力隊の3年間の任期が満了となります。
令和3年9月1日に着任し、福島町まちづくり工房にて「岩部クルーズ」の業務をメインとし業務に邁進して参りました。
今改めて「地域おこし協力隊とは?」を自分なりに考えてみたのですが、まず読んで字の如く、町おこしや村おこし協力隊ではないのですね。
一般的にイメージされる地域おこし協力隊よりもっと限定的な活動を、地域の特性に沿った形で、町と人、双方の目指したい先が一致して初めて協力、発信、活動内容を実績として形成しながらお試し期間として任期を過ごし、最終的に良いと判断をした場合、初めて本格的にその町に移住や起業という形になるのかなと思います。
自分の場合は、岩部という地域が活動拠点だったのですが、その活動は間違っていなかったと考えております。
岩部クルーズにおける操船技術を習得出来たことはもちろんですが、祖父が元々岩部海岸のツヅラ沢に住んでいたという縁もあり、この地域の盛り上げの一端を担えることや、ツヅラ沢でのガイド内容としてお客様が盛り上がることに繋がっており日々嬉しい反応をいただいております。
改めて今月末をもちまして地域おこし協力隊としての任期は終えますが、今後も福島町に残り、福島町まちづくり工房でお世話になりながら岩部クルーズ業務をはじめとした業務を継続しておこない、少しでも未来の福島町のために頑張って参る所存です。
町広報にレポートを書くことはなくなるのは寂しいですが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU