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令和5年12月市議会定例会より ~工藤市長の一般行政報告~(3)

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北海道稚内市

■ベトナム モンカイ市への訪問について

11月16日から19日に、ベトナムで行われた「北海道フェスティバルinハロン」に、道内のベトナム人の受け入れ先の主だった都市の一員として、札幌、函館、旭川、北見などとともに参加してきましたが、その中で、事務局からの勧めもあり、本市単独で、ベトナム北部の国境のまち「モンカイ」を訪問してきました。
フェスティバルは、北海道をはじめとして、道内経済界による実行委員会が中心となって開催されたものですが、初日の北海道とクアンニン省との調印式などに始まり、翌日は収容人数2千人規模と思われる、クアンニン省エキシビジョンセンターで、投資促進カンファレンスや、食や環境などのシンポジウムをはじめ、様々な会議が行われ、その中で他都市同様、私から本市の紹介を行ってきました。
また、別会場で開催された商工会議所などの展示ブースは、想像を超える盛況ぶりでした。
翌18日は、稚内から参加した12人がモンカイを訪問し、ホ・クワン・フイー市長と面会し、和やかな雰囲気の中で、両市の紹介などを行い、交流を深めてきました。
モンカイは、ホーチミン、ハノイに次ぐ、ベトナム第3の人口10万人を超える都市であり、高速道路でハロンから北に約1時間半程度の距離に位置し、街には活気が溢れ、田園では水牛が草を食んでいる穏やかな都市という印象を受けたところです。
モンカイの行政区域に入り、最初に訪れた、中国との国境に位置するサビ地区というところでは、省の創立50周年を記念して建設された記念公園を見学しましたが、その整備が行き届いた様子に、大変感心しました。
また、両国から毎日1万6千人ほどが往来するという、中国との国境に架かる橋を見学しましたが、目の前が中国の東興(とうこう)市ということで、まさに指呼の先の賑わいぶりには、目を見張るものがありました。
半日という短い時間での訪問でしたが、多文化と共生する国境地域の活況を目の当たりにして、本市の国際都市としての将来に、十分参考にしなければという思いを抱きながら、フイー市長と再会を約束し、帰路に着きました。
今回の訪問で得た、現地との新たな関係を活かし、ベトナムからの技能実習生などの受け入れに関する取組などを進めていかなければならないと考えています。

■12月補正予算
一般会計:19億2,005万5千円 追加
特別会計:110万3千円 減額
企業会計:7,310万7千円 追加
補正総額:19億9,205万9千円 追加
※一般会計、特別会計、企業会計を合わせた予算総額の前年度同期比は2.0%の増となります。

【一般会計補正予算の主な内容】
◇議会費 74万8千円
議員報酬等事務

◇総務費 14億8,969万4千円
ふるさと納税推進事業、日本のてっぺん応援基金積立事業

◇民生費 3億3,983万4千円
住民税非課税世帯価格高騰対策給付金支給事業、乳幼児等医療費助成事業 ほか

◇衛生費 228万円
新型コロナウイルスワクチン接種事業

◇農林水産業費 100万円
家畜自衛防疫事業

◇商工費 120万円
利尻礼文サロベツ国立公園指定50周年機運醸成事業

◇土木費 2,051万3千円
道路橋梁維持管理事業、港湾整備事業特別会計繰出事業

◇消防費 723万9千円
消防事務組合負担金事業

◇教育費 1,190万円
学校保健特別対策事業

◇職員費 4,564万7千円
人事院勧告等に伴う職員給与費及び諸費の追加

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