私たちが安心して暮らし続けるためには、医療と介護が不可欠です。これからの地域の医療・介護について、皆さんと一緒に考えていくため、シリーズで連載します。
【社会医療法人禎心会 編】
「社会医療法人禎心会」では、(1)老人保健施設への入所及びショートステイ、(2)通所リハビリテーション、(3)訪問リハビリテーション、(4)訪問介護、(5)居宅介護支援サービスのほか、(6)在宅介護支援事業(市の委託事業)のサービス提供をしています。
◆「老人保健施設ら・ぷらーさ」とは
「自立支援、在宅復帰」を目標としたリハビリの実施、認知症ケア、看取りケアに力を入れ、栄養管理・食事や入浴などの日常サービスもあわせて提供しています。誕生会や季節に合わせた行事、外出、慰問、ネイリストによる「福祉ネイル」も行うなど、楽しく過ごしていただけるよう工夫しています。
声掛けや対応の工夫で利用者様から「ありがとう」など感謝の言葉を聞いた時は大変嬉しく思います。
◆「通所リハビリ」「訪問リハビリ」の提供サービス
「通所リハビリ」は医療機関の退院後や、体が弱ってきたなどの理由で生活が大変になったり、言葉が出ないことや食事を飲み込めないなどに対し、リハビリ専門職による個別計画を立ててサポートしています。カラオケや麻雀等も取り入れるほか、地域のお祭りにも積極的に参加するなど、幅広くリハビリ対応しています。また、毎日多くの方が集うため、新たな友人ができることもあります。
「訪問リハビリ」は、利用者様の日常生活の自立や生活の質を支えたり、介護している家族へのアドバイスなどを訪問して行い、利用者様や家族の生活改善をお手伝いしています。
◆「ヘルパーステーション優」で働くホームヘルパーの一日の仕事内容
日曜・年末年始を除き、朝7時から夜8時まで、通院や買物への同行、自宅でのお風呂介助のほか、薬の受け取りでは、医師の話を一緒に聞くこともあります。
ヘルパー宅と利用者様宅を直行直帰するため、働きやすい職場です。利用者様が、住み慣れた自宅で安心安全に自分らしい生活を続けるお手伝いができ、感謝の言葉をいただいた時に「やりがい」を感じます。
◆介護への思い、介護について知ってほしいこと
(1)老人保健施設
利用者様と「できないこと」を「できること」に変え、「できること」が増えたときに「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時は、心の底から「この仕事をやっていて本当に良かった。」と感じます。そんな所に介護のやりがいや魅力を感じます。
(2)若手職員
介護は3K(きつい、きたない、きけん)というイメージがありますが、利用者様から「ここに来るのが楽しみ。」「あんたに会うのが楽しみだよ。」と言っていただき、喜んでいただいた時は、もっと頑張ろうと思い、とてもやりがいを感じられる職業だと知ってほしいです。
(3)ベテラン職員
利用者様との会話を通じて心のケアができることに魅力を感じます。また、介護を通して、利用者様の「できないこと」「生きにくさ」に対して支援できる事にやりがいを感じます。
問合せ:
・社会医療法人禎心会 老人保健施設ら・ぷらーさ
【電話】23-4322
・ヘルパーステーション優
【電話】29-4330
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