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自治体の皆さまへ

一般行政報告(2)

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北海道稚内市

■冬季イベントの開催状況について
観光端境期といわれる冬期間の観光振興を図り、一年を通じて、賑わいのあるまちづくりを目指し、本市としても、イベントを主催する団体への助成や準備・運営への人的支援など、関係団体と連携し、取り組んできました。
元日の「初日の出inてっぺん」では、生憎の空模様により、残念ながらご来光を拝むことはできませんでしたが、最北の地で新年を迎え、初日の出を見るために、全国各地から1700人を超える皆さんにお越しいただいたところです。
2月1日から開催されている「宗谷ふれあい公園スノーランド」では、スノーシューやファットバイクなど、様々な雪に親しむ体験が行われており、19日までに外国人観光客を含め、約1200人が来場し、稚内の冬を楽しんでいただいています。
また、2月10日、11日に開催された「わっかない氷雪の広場」では、巨大迷路やチューブカーリングのほか、4年ぶりとなる雪合戦大会等が行われるとともに、会場には飲食コーナーが設けられるなど、約9000人が来場して、大きな賑わいをみせていました。
冬季イベントの開催に加え、大沼でのサウナ体験や稚内港北防波堤ドームのライトアップなど、新たな取組も動き出しており、冬季観光の充実を図ることで、国内外の多くの方々に本市に足を運んでもらい、最北の冬を楽しんでいただくことが、観光の通年化に結び付くものと考えており、今後も官民連携のもと、取組を進めていきます。

■ALPS処理水関連の水産業支援等に係る説明会の開催について
1月13日、稚内総合文化センターで、本市が事務局を担う宗谷地域総合開発期成会が主催し、宗谷管内の水産関連事業者や漁業関係者を対象とした、ALPS処理水関連の水産業支援等に係る説明会を開催しました。
当日は、対象となる事業者はもとより、期成会構成自治体や市町村議会など、合わせて130人が参加し、経済産業省や農林水産省などの担当者から、賠償等に関する説明が行われたところです。
質疑応答では、国の支援に関する申請期限や回数、損害賠償の基準や対象となる範囲に関する質問など熱心な議論があり、国として賠償にあたっては、今後も地域の実情をしっかり反映させたい旨の解答がありました。
本市においては、この春から漁期を迎えるナマコを含む他の魚種への影響なども懸念されることから、今後の動向を注視し、状況に応じて、国や北海道への要望を引き続き行うとともに、消費拡大に向け、関係団体と取組を進めていきたいと考えています。

■令和5年度3月補正予算
一般会計:2億4,883万6千円減額
特別会計:3,632万5千円追加
企業会計:1億6,255万8千円追加
補正総額:4,995万3千円減額
※一般会計、特別会計、企業会計を合わせた予算総額の前年度同期比は2.8%の増となります。

【一般会計補正予算の主な内容】
◇総務費…▲6億2,161万円
庁舎整備事業の減額及び各基金への積立金の追加 ほか

◇衛生費…▲1億1,035万1千円
新型コロナウイルスワクチン接種事業及び病院事業会計繰出事業の減額 ほか

◇農林水産業費…8,576万6千円
稚内第3地区道営草地整備事業及び樺岡第2地区道営公共牧場整備事業の追加 ほか

◇教育費…9億5,341万6千円
稚内中学校整備事業の追加 ほか

◇諸支出金…▲3億7,000万円
病院事業会計貸付金の減額

◇災害復旧費…2,208万8千円
港湾施設災害復旧事業の追加 ほか

■令和6年度当初予算
一般会計:271億3,700万円(7.3%増)
特別会計:75億1,330万円(0.8%増)
企業会計:136億 400万円(0.4%減)
総額:482億5,430万円(4.0%増)
※( )内は前年同期比

◇令和6年度 当初予算(一般会計)
単位:千円
・議会費…160,707
・総務費…4,579,503
・民生費…5,566,728
・衛生費…3,003,830
・労働費…50,580
・農林水産業費…778,766
・商工費…926,988
・土木費…3,264,921
・消防費…675,559
・教育費…2,520,559
・公債費…2,689,405
・諸支出金…600,000
・職員費…2,289,454
・予備費…30,000

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