このコーナーでは、市立稚内病院の情報をお知らせします。
【泌尿器科編】
令和6年4月から、市立稚内病院では9年ぶりに泌尿器科の常勤医として、森下俊(もりしたしゅん)先生が着任しました。
今回の市立病院だよりでは、泌尿器科の診察内容や出張医体制から常勤医体制になり、どんな事が変わったのかを説明します。
◆自己紹介
はじめまして、この度、泌尿器科の常勤医に着任しました、森下俊です!
よろしくお願いします!
◆常勤医がいることで出来るようになったこと
市立稚内病院の泌尿器科はこれまで、旭川医科大学病院と三樹会泌尿器科病院(札幌市)の出張医体制となっていました。そのため、手術については旭川や札幌、名寄などの遠方の病院まで行かなければできませんでしたが、常勤医が着任したことで稚内でも手術が出来るようになりました。
具体的には、緊急で行わなければならない精巣捻転や、尿管結石に対する手術、膀胱がんの手術、前立腺肥大症の手術など、泌尿器科で一般的な手術といわれているものは対応が可能となりました。
◆主な診療疾患
当院泌尿器科では前立腺がん、膀胱がん、腎がんなど悪性腫瘍や腎・尿管結石、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱など排尿障害、停留精巣、精巣捻転など多岐に渡り診療しています。
◆外来について
受診日は、出張医体制の時は、月曜日と火曜日の週2日が受診日でしたが、現在、月・火・金は午前中、水・木は午前・午後となり、週5日で受診が出来るようになりました。しかし、完全予約制で診療を行なっておりますので受診の際は必ず事前にご予約をして受診されますようお願いします。
外来で行う主な検査は、尿検査や血液検査、超音波検査や尿の勢いを調べる検査、CTやMRI、核医学検査などを必要に応じて行います。
◆お気軽にご相談ください
おしっこが出づらい、近い、尿漏れするなど排尿に関するお悩みがある方や、おしっこが赤い、検診で尿検査やPSA(前立腺特異抗原)の異常が指摘された方など泌尿器関連でご心配な方は泌尿器科にお気軽にご相談ください。
問合せ:市立稚内病院 泌尿器科外来
【電話】23-2771
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