9月から10月は「秋のヒグマ注意特別期間」です。この時期、ヒグマは冬眠の準備として餌を求めるため、活動が活発化します。ヒグマを市街地に寄せ付けないためにすべきことや、野山に入る場合、そして万が一ヒグマに出遭った場合に取るべき行動など、9つのポイントを紹介します。
■市街地に寄せ付けないために!!
(1)一度ごみを食べたヒグマは、人間の食べ物に執着し、市街地に繰り返し出没したり、人間に付きまとうなどの行動をとる恐れがあります。野山に入った際は必ずゴミを持ち帰るようお願いします。
(2)普段の生活においても、ゴミ捨て等に関するルールの順守をお願いします。
(3)ヒグマは身を隠せる草木が生い茂った場所を移動します。市街地に繋がるルートを草刈りして見通しよくすれば出没を抑える効果があるとされます。
■野山に入る場合
(4)野山に入る前に、市ホームページでヒグマ目撃情報を確認し、出没している場所には立ち入らないようにしましょう。
(5)単独行動は避けて、複数で行動しましょう。
(6)一般的に、ヒグマは人を避けて行動します。音を鳴らしてヒグマに人の存在をアピールしましょう。また、クマ撃退スプレーを携行しましょう。
■ヒグマに出遭ってしまったら
(7)慌てず、騒がず、落ち着いて行動してください。背中を向け走って逃げると、ヒグマは本能的に追いかけてきます。
(8)大声を出したり、物を投げたりすることも、ヒグマを興奮させてしまうため危険です。ヒグマを見ながらゆっくりと後ずさりをしてその場から立ち去りましょう。
(9)ヒグマが襲い掛かってきた場合、クマ撃退スプレーがあればヒグマの目と鼻をめがけて噴射しましょう。スプレーがない場合は、その場に倒れこみ防御姿勢(※)をとりましょう。
※防御姿勢…うつ伏せになり顔と腹部を守り、首の後ろに手を回して保護する姿勢
◎ヒグマやヒグマの痕跡を発見した時は、警察、または市役所までご連絡ください。
問合せ:市農政課 農林整備グループ
【電話】23-6476
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