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自治体の皆さまへ

けんこうライフ ななかまど(1)

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北海道稚内市

■令和6年度―健康づくり講演会 簡単で楽しく続く運動習慣 〜今日から始める健康づくり〜
講師:NPO法人ヘルシー・コミュニケーション・ネットワーク理事長 広山智津氏

7月28日稚内市保健福祉センターで『簡単で楽しく続く運動習慣〜今日から始める健康づくり〜』と題し、NPO法人ヘルシー・コミュニケーション・ネットワーク理事長の広山智津先生を講師に迎え、ご講演いただきました。
人生100年時代を健康に生きるには、一、運動 二、食生活 三、社会参加が重要です。この3つの内どれか一つでも難しくなると、自立した生活が難しくなります。今回は年齢と共に機会が減りやすい「運動」に焦点を当て、楽しいお話しを聴くことができました。
年齢を重ねると足腰や肩・首などに痛みを抱えることが増えます。この痛みを未然に防ぐことや悪化させないためにできることとして、痛みが起きる理由と体の上手な使い方を教えていただきました。
「座る」・「立つ」・「歩く」・「家事」など普段行う様々な体の動きを少し変えるだけで、楽に動くことができるとお話があり、実際に参加者全員で簡単な体操を行いました。
また、運動習慣は健康のためにと考えるよりも、「旅行に行くために体力をつけよう」など、具体的に目標を持ち、自身に合うペースで取り組むと長続きすると説明がありました。楽しく運動を継続する秘訣も学べて、とても有意義な講演会でした。

◆首痛・肩痛・腰痛・膝痛予防に効果的な体操や動き方のポイント

▽椅子からの立ち上がり~腰痛・膝痛の予防~
お辞儀をするように頭を下げてから立ち上がる

▽背中と肩のストレッチ~肩痛・腰痛予防~
・両手を頭の後ろで組んで、胸を開く
・両手を組んでゆっくりと頭上にあげる
・両手を組んで胸の前で伸ばす

▽上半身のストレッチ~肩痛・腰痛予防~
片腕を上に上げ、そのまま上げた腕の反対側にゆっくりと倒し脇腹をのばす

▽膝のストレッチ~膝痛・足のむくみ予防~
片足をあげて、膝を伸ばし足首の曲げのばしをする

▽首のストレッチ~首痛・肩痛予防~背中と肩のストレッチ~肩痛・腰
両手を頭の後ろで組み上下にゆっくりと頭を動かす

※詳細は本紙P.7をご覧ください。

■教えてください!長寿の秘訣
三島幸子さん 昭和9年2月5日生(現在91歳)

今や、人生100年時代を迎え、元気な長寿を目標に日々を過ごされている方は数多くいらっしゃるかと思います。そこで、稚内在住の元気なご長寿さんにその秘訣をお聞きするシリーズの4回目。今回は今年91歳を迎えられた、三島幸子さんにお話を聞きました。

◇毎日どんな風に過ごしていますか?
家の庭で野菜や花を育てているので、その世話をしてますね。後は自転車に乗ってパークゴルフ場に出かけたり、町内のカラオケに顔をだして、お友だちとおしゃべりしたりしてるかな。

◇自宅の庭ではどんな野菜を育てていますか?
そうだねぇ…。じゃがいも・ほうれん草・大根・にんじん・豆・トマト・ピーマンとかを育ててますね。うまくできると嬉しいし、上手く育つ様に色々考えてやってます。収穫するのが楽しみで、楽しみがあるから何年も続けられてるんだと思うね。

◇畑仕事以外に長年続けていることはありますか?
3食のうちお米は1日1回朝だけ食べて、昼は果物を食べてるね。夕飯を食べるときに焼酎半合とおかずをつまんで、30分から40分くらいかけてゆっくり食べるの。あとは畑で穫れた野菜を中心に食べたり、すりごまを牛乳と混ぜて1日1杯飲んでることくらいかな。

◇食事以外で心がけていることは何かありますか?
そうねぇ…。1年を通して体を動かすようにしてることかな。週2回の買い物は片道50分かけて歩いて行くし、冬の雪かきもママさんダンプを使って自分でやるよ。近所の方に助けてもらうこともあるけどね。

◇長寿の秘訣はどんなことだと思いますか?
何が秘訣かは分からないけど…。健康にいいと言われるものは色々試してみたり、ぼぉーっとして過ごすのは好きじゃないから動くようにしてることかな。

三島幸子さんは、5人妹弟の長女として、様々な仕事をして家族を支えていました。結婚後2人のお子さんを育てながら、夫の転勤に伴い稚内へ来られたそうです。これからも元気に楽しく過ごしてほしいと思います。
(記:ななかまど編集委員)

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