効果的な広報活動を進めることを目的に、市民の皆さんのご意見をお聞きするため5年ごとに行っている「広報活動に関するアンケート調査」を実施しました。調査対象者の皆さんには、お忙しい中ご協力をいただきありがとうございました。
調査期間:令和6年8月1日~9月30日
調査方法:市内在住の20歳以上80歳未満の個人へ郵送し、回答を郵送又はWEBで回収
調査人数:2,000人(無作為抽出)
有効回答数:596人(29.8%)
アンケート結果の詳細は、市ホームページに掲載しています。
■広報紙について
○稚内市の行事や事業に関する情報は主にどんなものから得ていますか(複数回答)
7割以上の方が市の情報を「広報紙」から入手しているとし、「新聞」からとの回答も5割以上あったほか、「インターネット(SNSを含む)」からの入手が令和元年の調査から増えています。
広報紙を「いつも読む」「ときどき読む」と回答した方は8割を超え、「あまり読まない」「まったく読まない」と回答した方は約1割でした。読まない理由として、ほかの手段で情報を得ている方が増えています。
読まれているページは8割以上の方が「特集・お知らせ」とし、次に手続きやお知らせを掲載した「インフォメーション」、一か月の出来事を写真付きでご紹介する「ズームアップ」などが続いています。
見やすさは「非常に見やすい」「見やすい」「普通」が合わせて9割、「非常に満足している」「満足している」は8割を超えています。
取り上げてほしい情報は「医療・年金」「福祉・介護」「行事案内」などで、そのほか具体的には「頑張っている人やお店の紹介など身近な話題を取り上げてほしい」「特集記事やコーナーの充実」などとなっています。
意見・要望として「もう少し特色を出してほしい」「お知らせばかり」「サイズを小さくしては」などの声も寄せられました。
特に「サイズ」についてですが、現在の広報紙で使用しているタブロイド判は紙面が大きいという特徴があり、高齢者でも読みやすい文字サイズを使用することが可能で、さらに情報も多く掲載することができます。また、同時に配布する発行物を紙面内に挟み込みやすく、配布していただく方の負担も軽減できます。A4判と比較すると同じ情報量でもページ数を少なくでき、印刷経費の削減にもつながるなどの利点もあります。
アンケートの回答結果から、広報紙は市の行事や事業を知るための情報源として重要な役割を持っていることをあらためて確認することができました。さらに市民の皆さんに親しまれるような身近な話題の掲載や特集記事の工夫など、いただいた貴重なご意見を参考に、今後も魅力ある紙面づくりに努めていきます。
■市民ニュースについて
市民ニュースを「いつも見る」「ときどき見る」と回答した方は約5割でした。市民ニュースは市民の皆さんだけではなく放送している旭川・北見エリアの皆さんにも稚内の行事や季節の話題を広く発信しています。
現在、これまで放送してきたイベントや行事の様子だけでなく、市の重要な事業の紹介や今後開催されるイベント情報など、より市民生活の役に立つよう、放送内容の見直しも行っています。
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