令和4年度の経常的収入は7億5,391万円(前年度比△1,625万円、△2.2%)となり、このうち営業収益は7億2,937万円、営業外収益は2,454万円となりました。
減収の主な要因は、家事用、団体営業用及び工業用の使用水量の減少に伴う給水収益の減収(前年度比△1,343万円、△2.0%)によるもので、減収決算となりました。
一方、経常的支出は6億6,652万円(前年度比△6,120万円、△9.2%)で、うち営業費用は6億1,930万円(前年度比△5,643万円、△9.1%)、営業外費用は4,722万円(前年度比△477万円、△10.1%)となりました。費用減少の主な要因は、固定資産除却の減少に伴う資産減耗費の減少によるものです。
建設改良事業は、企業債や国庫補助金を主な財源として、配水管や浄水施設の整備を実施しました。
■1年間の給水実績
年間総配水量:4,284,180立方メートル
1日最大配水量:13,857立方メートル
1日平均配水量:11,737立方メートル
給水人口:19,126人
延べ給水件数:129,467件
普及率:93.7%
1立方メートル当たりの供給単価:194.54円
1立方メートル当たりの給水費用:189.59円
■経常的な事業活動に伴う収支(消費税抜き)
▽経常的収入の内容
・給水収益は、水道事業の根幹をなす収入であり、用途別の合計額で6億5,983万円となり、経常的収入の87.5%を占めています。
▽経常的支出の内容
・水道水をつくって蛇口まで配り、使用量に基づき料金を納めていただくまでの経費は、3億7,226万円となり、経常的支出の55.9%を占めています。
・上記以外の経費には、固定資産の減価償却費のほか、企業債の償還利息等があります。
▽経常的収支
・収入・支出差し引き額で、8,739万円の損益黒字となり、利益剰余金が1億1,298万円となりました。
■投資的な事業活動に伴う収支(消費税込み)
▽建設改良事業
・安定した給水を行うために、国からの借入金を財源に、配水管路を7路線で延長1,813.0mの整備を実施しました。
▽備品購入費等
・76個の量水器の新設を実施しました。
▽企業債償還元金
・過去に発行した企業債の償還元金です。
▽投資的収支
・収支の不足額3億7,447万円は、経常的支出のうち、減価償却費など現金支出を伴わない支出で補てんしました。
問合せ:水道部総務課庶務係
【電話】内線358番
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