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農業委員会は何をするところ?

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北海道紋別市

■農業委員会とはなに?
農業委員会等に関する法律に基づく行政委員会です。市町村長の補助機関ではなく、独立した行政委員会として、農地等の利用関係の調整、農地等の利用の最適化の推進に関する事項その他農地に関する業務を公平、中立に行います。

■農業委員会の目的
主に農業生産力の増進や農業経営の合理化を図り、農業の健全な発展に寄与することを目的としています。

■農業委員会の仕事とは?
農業委員会は、地域の利用集積(農地集積や紛争の仲裁など)に積極的に取り組み、農地法に基づく農地の売買・貸借の許可、農地転用の審査、許可などを中心に農地に関する業務を行っています。

■農業委員はどんな人がなるの?
農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項その他の農業委員会の所掌に属する事項に関し、その職務を適切に行うことができる者を市町村長が議会の同意を得て任命します。

■農業委員会の構成
農業委員の互選によって選ばれた会長1名、会長職務代理1名のほか委員17名で構成される合議体で、委員は非常勤特別職の地方公務員となり、任期は3年間です。
現在の農業委員は7月28日に新たに任命され、任期は令和8年7月27日までとなります。
委員のほかに、農業委員会の事務に従事する事務局職員が3名います。

■農業委員(敬称略)
一覧については本紙をご参照ください

■農業委員はどんなことをしているの?
(1)農業委員会総会を毎月1回開催し、農地等の権利移動及び農地転用に関する許可等に係る審議をしています。
(2)農地を売りたいまたは貸したい希望者から仲介依頼の申し出を受けて、担当地区の農業委員が農地集積となる対象農家を集めたり訪問したりして、買い手または借り手農家を決定する利用調整を行っています。
(3)農地の状況を確認するための現地調査を行っています。
(4)農地が違法に使われていないか、農地が全く使われていない状況になっていないか等、農地パトロールを実施し現地確認を行っています。
(5)農家の方の農地の相談や指導にも対応しています
(6)農業後継者対策のための支援業務も担っています。
(7)農業者年金に係る相談業務も行っています。
上記のような仕事を積み上げ、農業の発展に結び付けていく取り組みを行っています。
これらの取り組みは、農業委員が忙しい自分の仕事の合間を縫って行っている活動です。

■農地はどうして農業委員会が関係しているの?
農地は農地法によって守られているため、農地の所有者であっても自由に売買や貸し借りを行う事ができません。そのため農地を売買したい場合や貸したい場合には、農業委員会が可否を審査し決定します。
又、農業を営んでいない方が相続によって農地を取得した場合は、農業委員会への届け出が必要です。希望すれば農業委員会が農地の買い手、借り手をあっせんします。
面積4ha未満の農地転用の場合は農業委員会で審査し、北海道農業会議に諮問し答申があってはじめて許可される事になります。ただし、4haを超えると北海道や国の審査になります。

問合せ:農業委員会事務局農地係
【電話】24-2111(内線268番)

■農業者年金について
農業者年金に関するお問い合わせは、お近くのJA又は農業委員会事務局庶務係へお問い合わせください。
手続きについてはお近くのJAへご相談ください。

問合せ:
農業委員会事務局庶務係【電話】24-2111(内線263番)
オホーツクはまなす農業協同組合
・本所【電話】23-5213番
・上渚滑支所【電話】25-2123番

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