令和5年度の経常的収入は7億8,083万円(前年度比+2,692万円、+3.5%)となり、このうち営業収益は7億5,638万円、営業外収益は2,445万円となりました。工業用の使用水量増加に伴う給水収益の増加(前年度比+1,629万円、+2.4%)及び有収水量の増加が主な要因となり、前年度と比べて増収決算となりました。
一方、経常的支出は6億5,512万円(前年度比△1,140万円、△1.7%)で、うち営業費用は6億988万円(前年度比△942万円、△1.5%)、営業外費用は4,524万円(前年度比△198万円、△4.4%)となりました。費用減少の主な要因は、退職金の減少に伴う職員給与費の減少によるものです。
建設改良事業は、企業債や国庫補助金を主な財源として、配水管や浄水施設の整備を実施しました。
■1年間の給水実績
年間総配水量:4,250,377m3
1日最大配水量:14,316m3
1日平均配水量:11,613m3
給水人口:18,669人
延べ給水件数:128,214件
普及率:93.6%
1m3当たりの供給単価:195.19円
1m3当たりの給水費用:182.28円
■経常的な事業活動に伴う収支(消費税抜き)
▽経常的収入の内容
給水収益は、水道事業の根幹をなす収入であり、用途別の合計額で6億7,612万円となり、経常的収入の86.6%を占めています。
▽経常的支出の内容
・水道水をつくって蛇口まで配り、使用量に基づき料金を納めていただくまでの経費は、3億5,850万円となり、経常的支出の54.7%を占めています。
・上記以外の経費には、固定資産の減価償却費のほか、企業債の償還利息等があります。
▽経常的収支
収入・支出差し引き額で、1億2,571万円の損益黒字となり、利益剰余金が2億7,306万円となりました。
■投資的な事業活動に伴う収支(消費税込み)
▽建設改良事業
安定した給水を行うために、国からの借入金を財源に、配水管路を7路線で延長2,297.9m、送水管路121.9mの整備を実施しました。
▽備品購入費等
65個の量水器の新設を実施しました。
▽企業債償還元金
過去に発行した企業債の償還元金です。
▽投資的収支
収支の不足額3億8,528万円は、経常的支出のうち、減価償却費など現金支出を伴わない支出で補てんしました。
問合せ:水道部総務課庶務係
【電話】内線358番
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