その他/令和6年度広域紋別病院企業団病院事業会計予算の概要

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令和6年3月27日に開催された当企業団議会第1回定例会において、令和6年度予算が議決されましたので、その概要をお知らせいたします。

1.収益的収入及び支出
病院事業の経営活動に伴って発生する収益とそれに伴う費用を計上しています。

(1)収益的収入(病院事業収益)
医業収益は、医業活動から生じる収益で、収益全体に占める割合は58.0%となっています。一日平均患者数では入院79人、外来344人を見込み、入院収益と外来収益などを合わせた医業収益は25億2,144万4千円を計上しています。
医業外収益は、医業活動以外から生じる収益で、西紋5市町村の負担金及び補助金などを見込みますが、他会計負担金で運営に要する経費の繰入の増額などを見込むほか、収支不足分を補てんするための基金からの補助金は前年度とほぼ同額の7億円を計上しています。

(2)収益的支出(病院事業費用)
医業費用は、医業活動を実施する上での必要な費用で、費用全体の97.0%を占めています。そのうち給与費は会計年度任用職員への勤勉手当の支給等により23億9,975万8千円を見込んでおり、材料費は6億3,521万3千円、経費は委託料の増などにより8億5,774万5千円を見込んでいます。
医業外費用は医業活動以外に必要な費用で、企業債利息、企業団議会費・監査委員費及び消費税関連経費などを、特別損失は看護師等修学資金貸付金の返還免除額などを計上しています。

2.資本的収入及び支出
収入は、医療機器購入の財源となる企業債、紋別市負担金及び紋別市借入金などを計上し、合計で、4億7,027万円を計上しています。
支出は、職員公宅購入や超音波画像診断装置などの固定資産購入費のほか、病院事業債等の元金償還、修学資金貸付金及び有価証券等の運用益積立などを計上し、合計で7億5,098万9千円を計上しています。なお、収支不足については、過年度分損益勘定留保資金などにより補てんします。

問合せ：広域紋別病院
【電話】24-3111番