令和5年に全国で自殺によって亡くなった方は、2万1,837人で、前年と比較し0.2%減少しています。依然として2万人を超える方が自ら命を絶っており、深刻な状況が続いています。
自殺の背景にはこころの健康や、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な悩みが原因で心理的に追い込まれた末の死であり、その多くが防ぐことのできる社会的な問題です。
自殺の予防には、住民一人一人が自殺を考えるほど追い詰められている人に気づき、支え合うことが重要です。誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指しましょう。
■自殺予防のための行動 3つのポイント
気づき:周りの人の悩みに気づき、耳を傾ける
つなぎ:早めに専門家に相談するよう促す
見守り:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
保健師や専門医が、こころの健康に心配のある方、飲酒やアルコール問題、ギャンブル問題をお持ちの方の相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。
問合せ:紋別保健所健康推進課健康支援係
【電話】23-3108番
先の見えない不安や生きづらさを感じるなど、こころの悩みを抱えていたら、その悩みを相談してみませんか。
■こころの体温計
こころやからだの疲れや不調を感じていませんか?
「こころの体温計」は、スマートフォンやパソコンを使って気軽にストレスや落ち込み度を確認できるものです。本人モードのほか、ご家族など身近にいる方や赤ちゃんを育てているお母さんのこころの健康状態を把握することもでき、結果と併せて相談機関の情報も表示されますので、こころのケアにお役立てください。
なお、氏名、年齢、住所等の個人情報の入力は一切不要で、利用料金も発生しませんが、通信料金は自己負担となります。
「こころの体温計」は、市ホームページからもアクセスすることができます。
問合せ:保健センター
【電話】24-3355番
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