全国で自殺により亡くなっている方は、令和5年21,837人、令和6年(暫定値)20,268人で、前年に比べ560人ほど減少していますが、依然として2万人を超える方が自ら命を絶っており、深刻な状況が続いています。
自殺の背景には、健康問題や精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な社会的要因があり、その人の人格傾向、家族の状況、死生観などが複雑に関係しているといわれ、「その多くが追い込まれた末の死」であり、「その多くが防ぐことができる社会的な問題」であるとWHO(世界保健機関)が明言しています。
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