空き家そのままでいいですか?網走市の空き家等対策について

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■空き家等の適正管理
近年、少子高齢化や人口減少などの理由により、長期間使用されず老朽化した住宅・建築物が増加し、社会問題となっています。市でも、放置されている空き家が周囲に悪影響を与えている事例が増えており、所有者に対し、その状況に応じて、適正な管理に必要な助言・指導および勧告などの行政指導を行っています。

■所有者の責務
空き家は個人の財産ですので、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう、空き家等の適正な管理に努めなければなりません。
倒壊や外壁、部材の落下などにより、周囲の家屋や通行人に被害を及ぼすことになれば、所有者の責任が問われる場合があります。
行政による指導などの対象となり「勧告」された場合、固定資産税などの税負担が増加する場合があります。

■網走市空き家バンク
市内の空き家および空き地の有効活用を通して、移住・定住の促進や住宅ストックの循環利用を図ることを目的とし、「北海道空き家情報バンク」と連携して運営する制度です。市では、市内の宅建事業者と協同して、所有者から売買などの希望のあった空き家および空き地と、これらの利用を希望する方のマッチングを図る取り組みなどを行っています。

■解体工事に対する補助
管理不全な空き家や現行の耐震基準となる前(昭和56年5月31日以前)に建築された空き家(空き家となって3年以上経過したもの)を除却することにより、市民の安全で安心な暮らしを確保するとともに、地域の良好な環境の保全に資することを目的として、所有者等が除却する場合にその費用の一部を補助する「網走市空き家等解体事業」を実施しています。

問合せ：
空家等対策計画・管理に関する問合せ…生活環境課環境対策係【電話】内線340
解体工事補助・利活用に関する問合せ…建築課建築係【電話】内線254