■「面倒くさい」は危険?!~自分を大切にできないセルフネグレクト~
今日は疲れたから明日やろう、と思うことはよくあることです。しかし、生活する上で必要なことを、面倒だから「やらない」と放置しすぎていませんか?
◇~キャンセル界隈
お風呂に入ることが面倒だから入浴をやめてしまう「風呂キャンセル界隈」、疲れていて作って食べるのが面倒だからお菓子で空腹を満たす「ご飯キャンセル界隈」など、通常行う行為をやめてしまう人々を指して「~キャンセル界隈」と呼ぶことがあります。「面倒くさい」と感じることは誰にでもあると思いますので、この言葉に、少なからず共感できる人も多いのではないでしょうか。
◇面倒くさいを放置しないで!
面倒くさいから「やらない」と放置しすぎると、生活を維持する能力や意欲を失い、自身の健康や安全を損なう「セルフネグレクト」になってしまいます。セルフネグレクトは、「自己放任」あるいは「自己放棄」と訳され、悪化すると健康面や生活が破綻するなど大きな影響が表れます。自分は違うと思っていても、予備軍や、軽度のセルフネグレクトの場合もあります。
セルフチェックを行い、状況を把握し対策をすることが大切です。
◇セルフネグレクトを防ぐには
セルフネグレクトは、自身の健康や安心に対し、無頓着や無関心であることが原因で起こるため、本人が気が付かないことも多いです。もし、周囲の人に異変を感じたら、個人で対応するのではなく複数で温かく見守り、支援をしていくことが重要です。
特に、生活環境が変化するときは、不安やストレスからその傾向になりやすいです。そんなときは無理をせずゆっくり休むことが大事。どんなときも自分にとっての良い加減を探しながら生活してみましょう。
問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員
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