文字サイズ
自治体の皆さまへ

男女共同参画コーナー ひゅ~ら〜Human Love〜

16/41

北海道網走市

■女子のスカートは絶対?~変わりゆく制服事情~
「女子はスカート、男子はパンツ」と、無意識に思い込んでいませんか?多様化が進む中、学校の「制服」はどうあるべきでしょうか。

◇制服が始まる時期
そろそろ新年度の準備が始まる時期になりましたね。新小学生は、ランドセル選びや、みんなで受ける始めての授業など、ワクワクドキドキの気持ちに。新中学生は部活動や科目別の授業など、環境の変化により一層身が入ることでしょう。さらに、中学校がこれまでと比べて大きく変わるのは、毎日好きな服を着ていた小学校とは違い、「制服」があるということです。多くの学校では、男子は学生服、女子はセーラー服などを着用する決まりがあります。

◇制服の果たしてきた役割
明治時代に軍服を元に男子の制服ができ、その後、女子の制服ができました。制服は、貧富の格差を感じることなく学べることの象徴であり、学校への帰属意識が高まるなどの役割を担ってきました。
その後、男子は富国強兵を支える存在として強くたくましく、女子は当時の日本の教育理念であった「良妻賢母」として、男女別々の制服はそれぞれに求めるイメージを象徴したものになりました。ジェンダーレスが重視される現代でも、多くの学校で男女で異なる制服が残っているのが現状ですが、そのことが心の負担になる子どももいます。

◇自由な選択ができるように
最近では、男女問わず、スラックス制服やスカートを選ぶことができるようになり、人によって感じ方が異なる暑さや寒さを解消できるよう、多様な組み合わせができる制服もあるようです。また、高額な制服を見直し、安価で動きやすいものを採用する学校など、制服も時代に合わせて変化してきているようです。
みんなが着たいものを着て、自分らしい素敵な学校生活が送れるようになるといいですね。

問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU