■子どもと温泉 何歳まで?
まだまだ寒い日が続きます。そうなると温泉に入りたくなる方も多いのではないでしょうか。子どもと温泉に行くとき、年齢によっては混浴できない可能性があります。行く前に、自治体が定める混浴制限年齢や施設の条件を確認しましょう。
◇混浴年齢の引き下げ
我が家は大の温泉好きで、月に何度か幼い息子たちを連れて温泉施設へ足を運んでいます。妻が3歳の長男、私が1歳の次男と一緒に入浴しており、子どもと一緒に広い浴槽でゆっくりする時間はとても幸せな一時です。
そんな我が家にも関わってくることですが、全国の多くの自治体で混浴制限年齢が引き下げられ、ほとんどの公衆浴場で7歳以上の子どもは保護者と混浴ができなくなっています。北海道も昨年4月に混浴制限年齢を10歳から7歳に引き下げました。
◇家庭に及ぼす影響は?
我が家では、長男が6歳になる頃には次男も4歳になるので、私が2人を連れて入浴すれば済むことですが、ひとり親で異性の子どもを育てている家庭や、障がいのある子を育てる家庭はどうなるのでしょうか。
小学校低学年くらいの幼い子どもを一人で入浴させるのはケガやトラブル、事故のリスクがあり、不安ですが、性の目覚めが早い子どもや、良からぬ目で子どもを見る大人もいるため、子どもを性被害の加害者や被害者にしないためにも規制は必要だと思います。
◇みんなでお風呂を楽しむために
規制するだけではなく、貸し切り家族風呂の新設・増設など、年齢制限が原因で公衆浴場を利用できなくなってしまう家庭向けの対策があると嬉しいですね。どんな方も公衆浴場を楽しめるような対策を講じ、温浴施設業界が盛り上がることを祈っています。
問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員
<この記事についてアンケートにご協力ください。>