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自治体の皆さまへ

男女共同参画コーナーひゅ~ら〜Human Love〜

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北海道網走市

■災害時、支援物資に生理用品は必要?
能登半島地震の被災地には、自治体や企業などからさまざまな支援物資が届いています。その中の“あるもの”についてインターネット上で激しい議論が行われていました。

◇話題になりましたが
今年の元日、石川県能登地方で大規模地震が発生したことはまだ記憶に新しいと思います。ピークでは3万人を超える方が避難所へ避難し、3月上旬の時点でも、約1万人の方が避難生活を余儀なくされています。
さまざまな支援物資が避難所に届く中、インターネット上では生理用ナプキンの必要性について激しい議論が行われていました。

◇生理ケアは欠かせない
意見の中には、「1日1枚で足りる」、「男性にも何か配ってくれないと不平等」、「生理用品は優先度が低い」といった、配慮や理解に乏しいものが散見されました。
個人差はありますが、生理用ナプキンは2~3時間に1回の交換をメーカーは推奨していますので、1日1枚は少なすぎます。生理用品は、感染症予防や避難所の衛生環境を保つためにも、水や食料と同じくらい大切なものです。

◇多様なニーズに配慮するために
女性への配慮が足りない背景には、防災や避難所運営担当者に女性が少ないことが挙げられます。
災害現場で必要な物資や環境のニーズは男女によって違いがあります。生理は女性特有のものであり、そのことに細やかな配慮ができるのもやはり女性です。多様なニーズに配慮するため、避難所運営や防災対策に男性も女性も参画することが大事だと思いました。

問合せ:網走市男女共同参画プラン推進会議編集委員

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