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ふるさと少年探険隊が記念すべき第40回を迎えました。

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北海道羅臼町

ふるさと少年探険隊は、今年度で記念すべき第40回を迎えました。探険隊は昭和56年に第1回目が開催され、そこから今日まで脈々と続いてきました。この事業は地域の子ども達に羅臼町の豊かで厳しい自然環境について身をもって知って欲しいという思いや、羅臼に住んでいると見ることのできない海に沈む夕日を見せてあげたいという思いから始まった事業です。第1回目は4泊5日で開催され、2回目以降は2泊3日、第8回から3泊4日、第10回から4泊5日となり、第12回から現在と同じ5泊6日の日程で開催されています。
これまでの歴史の中には、日程だけでなく様々な内容の変化もありました。第1回目の時は、まだ念仏岩のルートの安全確保が確立されておらず、アタックを断念した経緯があります。また、その念仏岩の洞窟での野営も落石の危険があることから、第28回から弐本滝付近の番屋泊となっています。今では恒例であるモイルスでの風呂設置も第12回からスタートしています。各班にカウンセラーを配置したのも第13回からであり、そこから組織キャンプや野外教育の手法を本格的に取り入れ、現在の探険隊へと至っています。
このように様々な変化をしてきている探険隊ですが、羅臼の子ども達にとってかけがえのない貴重な体験であることはこれからも変わることがありません。そして、その体験を更により良いものにするために奮闘する羅臼町子ども会育成協議会を中心とした地域の大人たちの姿は、この先も受け継がれ続けていくものだと信じています。

■ふるさと少年探険隊のルート紹介
▽啓吉湾
チャレンジ隊のゴール。ここで海に沈む夕日を見ることができる。
▽カブト岩
チャレンジ隊2つ目の難所。崩れやすい急斜面を登り、稜線上をピークまで登る。下りはザイルを使用し、2~3人1組で下る。滑りやすく、長いガレ場が続くため要注意。
▽念仏岩
チャレンジ隊の難所の一つ。洞窟の上の細い道を通り、途中からザイルを使って直登する。下りでは懸垂下降をするポイントもあり、探険隊最大の見せ場である。
▽モイレウシ
探険隊のベースキャンプ地。わんぱく隊はここで5泊6日間を過ごす。
▽タケノコ
2つ目の崖登りポイント。近年崖崩れが発生し、非常に滑りやすくなった。
▽テレケウシ
干潮の時に海中から顔を出す岩を飛び跳ねながらわたる場所。潮が込んでいる時や波がある時は要注意。
▽観音岩
最初の崖登りポイント。ザイルを使用して登る。中間から上は岩肌が滑らかで非常に滑りやすい。
▽相泊
探険隊の出発地点。

※詳細は、本紙をご覧ください。

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