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第一回知床らうす産業祭 羅来楽(ららら)開催

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北海道羅臼町

9月28日(土)、29日(日)の日程で、第1回知床らうす産業祭羅来楽(ららら)が開催されました。
第1回目を迎えた知床らうす産業祭羅来楽は、町内の各団体等で組織する実行委員会方式での運営となり、町内外から来場される方には楽しさを、帰る際には喜びを与えられるイベントとなるよう、昨年より企画を進めてきました。
オープニングは、帯広から参加いただいた陸上自衛隊第5音楽隊による会場が一体となる演奏、羅臼高校生徒によるよさこいの熱気でスタート。
催し物については、知床開きおよび漁火まつりにおいて伝統的に開催してきた綱引き大会や秋鮭のセリ市などの他に、秋鮭つかみどりの復活、餅まき、大抽選会や大道芸人のパフォーマンスなど、中には初めて取り組むものもありました。
大道芸人については、初めて見る方も多く、特に子供たちからは大歓声が沸き起こっていました。
また、福島県にある公益財団法人ふくしま海洋科学館より移動水族館(アクアラバン)も参加していただき、羅臼では見ることができない魚などを見たり触れたりでき、水槽の周りは常に賑わいを見せていました。
メイン会場の外では、根室海上保安部巡視船「さろま」、海上自衛隊掃海艇「いずしま」の船内見学や体験航海が行われるなど、日常では触れることができない体験をすることができました。
小学生のドッヂボール大会は、今回から会場を羅臼町民体育館らうすぽに移し、羅臼スポーツクラブらいずに協力をいただき、開催することができました。
千人踊りについては、町内の参加人数の減少等により昨年の知床開きでファイナルとなりましたが、羅臼音頭の継承を目的として、知床らうす産業祭羅来楽より会場内で町内外の方が誰でも参加ができる形で踊りました。多くの方にご参加いただき、ステージ前には大きな踊りの輪ができました。参加者の中には町内の方の他に、このイベントをきっかけにふるさと羅臼に帰省した方、観光客、外国人の方の姿もあり、羅臼音頭の新たな形を見ることができました。
メインステージおよびイベント広場においては、知床BULEEAGLES、知床未来中学校吹奏楽部、町内の多くの子供たちが通う標津町のアムアダンススタジオの普段の練習の成果を発揮する姿に、会場内は大いに盛り上がりました。
タレントショーでは、ビューティーこくぶさんによるものまねショー、加藤登紀子さんによる知床国立公園指定60周年記念コンサートを開催。加藤登紀子さんにおいては、羅臼を舞台として制作された映画「地の涯に生きるもの」を通じて誕生した知床旅情も歌われ、約1時間のコンサートを開催していただきました。トークでは羅臼での思い出を語っていただき、観客と握手を交わしていただくなど、来場者にとって心温まる時間となりました。
知床らうす花火大会においては、町内外のたくさんの方々からご協賛いただきました。当日は天候にも恵まれ、多くの花火を打ち上げることができ、第1回目の知床らうす産業祭羅来楽にふさわしい、盛大な花火大会となりました。
両日の来場者は19,257名となり、いくら丼の無料配布の引換券は、土曜日においては開始5分で配布が終了し、また、出店者からは準備していた食材が土曜日で完売してしまったという声が聞かれるなど、町内外から本当に多くの方々にご来場をいただきました。
運営については、連合町内会を含む実行委員会に所属する各団体等の方々のご協力をいただき、出演団体、協賛団体等の皆様も含め、町民一体で新たなイベントを作り上げることができたことに、大変感謝を申し上げます。
来年の第2回目の開催に向けて企画・検討を進めてまいりますが、第1回目を踏まえてご意見等がございましたら、知床らうす産業祭羅来楽実行委員会事務局(羅臼町、羅臼漁業協同組合、羅臼町商工会、知床羅臼町観光協会)までお問合わせください。

※この事業はサマージャンボ宝くじの収益金を活用して実施しています。

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