■美唄市長 桜井恒
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
私は、昨年の美唄市長選挙において多くの市民の皆様の信託を得て、7月より美唄市長を務めさせていただいております。本年も、「対話から始めるまちづくり」をスローガンに、市民の皆様との対話を重ねながら、「皆がときめく未来を語るまち美唄」の実現を目指して誠心誠意取り組んでまいります。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、次第に以前の日常生活を取り戻しつつありますが、社会情勢に目を向けるとウクライナ情勢や円安などにより物価高騰が続いております。このような中、市民の皆様の暮らしを守るため、1万円の「美唄市物価高騰対策臨時特別給付金」を全ての市民の皆様を対象として支給させていただきました。また、記録的な猛暑が続いたことから、市内小中学校全4校への冷房設備の整備についても、早急に取り進めているところです。
さて、今年は、新しい市立美唄病院が5月に開院する運びとなりました。これを契機に、今後もより一層、市民の皆様が安心して暮らせるよう地域医療を支えてまいります。
市としましては、今年で4年目となる第7期美唄市総合計画の着実な推進のもと、「市民の暮らしを守ることを最優先する」という政策とともに、子どもの教育・子育て環境の整備など、未来への投資を積極的に進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
また、今年7月に開催されるパリオリンピック柔道男子60kg級の日本代表に、本市出身の永山竜樹さんが内定したとの大変うれしいニュースが昨年12月に飛び込んできました。市としましても、さまざまな取り組みにより盛り上げていきますので、市民一丸となって応援していきましょう。
結びに、市民の皆様にとって幸多き素晴らしい年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
■美唄市議会議長 谷村知重
新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、市議会を代表して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
市民の皆様におかれましては、平素より市議会に温かいご支援を賜っておりますことに対しまして、深く感謝申し上げます。
さて、昨年は、5月に新型コロナウイルスが5類感染症に移行し、人の交流やイベントなどが催され、市内に活気が戻ってきていることを感じられる年でありました。
しかしながら、世界に目を向けますと、紛争の激化や異常気象による大規模な自然災害などが頻発しており、国内でも線状降水帯による豪雨や異常な暑さ、令和3年から続く、食料品や日用品などの値上げなどが生活に大きな影響を与え、本市におきましても、急激な少子・高齢化や人口減少が進む中、自主財源の確保が難しくなり、地方交付税の削減が予想されるなど、引き続き厳しい財政状況が続くと想定される状況にございます。
このような中で、市議会では、昨年2月と10月に市民の皆様と懇談する機会、「議会報告会」を4年ぶりに開催することができ、直接皆様と懇談することの大切さや、市民の皆様と協働して英知を出し合っていくことが、より良いまちづくりにつながるものと再確認したところでございます。
皆様からの貴重なご意見をしっかりと受け止め、市民福祉の向上に資するという議会本来の役割を果たしていけるよう、議員一同、行政のチェック機関として全力で取り組んでいく所存でございます。市民の皆様におかれましては、引き続き本市議会に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、新しい年が皆様お一人お一人にとって、明るく希望に満ちた、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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