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〔特集〕尚栄リサーチ 美唄焼き鳥編

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北海道美唄市

〔尚栄リサーチとは…〕
総合的な探究の時間で行った“地域おこし”を目的とした学習の中で、美唄の魅力を広めるために市内各所で調査や取材を行い、まとめたものです。ぜひ読んでください!
・坂上瑠菜
・兒玉瑠奈
・瀧口彪雅(ひょうが)
・林葉月
・佐藤沙耶

■福よし〔店主 城野さん〕

◇大切にしていること
お客さまに「福よしに来てよかった」「また来たい」と言ってもらえるように、心くばりを絶やさぬよう努めています。

◇皆さんに知ってほしいこと
美唄焼き鳥は、日本7大焼き鳥のひとつで、北海道だけではなく、全国に知れ渡る美唄が誇る一品であることを知ってもらいたいです。

◇瑠奈のおすすめ
小さい頃からよく食べています!
冷めてもおいしいのは美唄焼き鳥だけ!

■三船〔店主 齋藤さん〕

◇大切にしていること
食べたときのお客さまの笑顔のほか、市民の憩いの場として、昔ながらの美唄伝統の味を追求しつつも、変わることなくおいしいものを提供することです。

◇皆さんに知ってほしいこと
美唄には「美唄焼き鳥」という代々受け継がれた味があり、それを守り続けている店があるということを知ってもらいたいです。

◇沙耶のおすすめ
塩コショウの味がきいてるけど、濃すぎず薄すぎずちょうどいい加減で、とても癖になる味!また、お肉が柔らかくて食べやすい!

■たつみ〔店主 藤本さん〕

◇大切にしていること
これからの未来を託す子どもたちが、将来焼き鳥屋を目指したくなるような時間と場所の提供を大切にしています。

◇皆さんに知ってほしいこと
焼き鳥は和食であること、さらに鶏1羽を余すことなくすべて料理するのは美唄焼き鳥だけ!ということを知ってもらいたいです。

◇葉月のおすすめ
シンプルな味付けなのに飽きなくて、何本も手に取っちゃう中毒性のある焼き鳥!特に、私はモツが好きです!
美唄焼き鳥は世界一!

■美唄焼き鳥の歴史
全国でも有数の炭鉱の街として栄えた美唄は、多くの炭鉱労働者でにぎわっていました。その美唄で、三船福太郎氏が屋台(三船)を開店しました。ここの焼き鳥には、1本の串に鶏のレバー、ハツ、砂肝、きんかんなどのモツと、鶏皮、モモ肉といったさまざまな部位が刺されていました。それまで使われていなかった内臓を「もったいない」と、三船氏が下ゆでするなど工夫を凝らし、おいしい焼き鳥に仕上げました。
モツや肉の間を仕切るのは長ネギではなく、地元で多く栽培されていた玉ねぎです。これが「おいしくて、スタミナがつく」と、炭鉱労働者をはじめ、街の人々から人気を博しました。これが美唄焼き鳥の誕生です。

◇QandA
Q.名前の由来はなんですか?
A.
〔福よし〕初代経営者「三船福太郎」氏と妻の「ヨシ」氏の名前を使い、「福よし」と命名しました。
〔三船〕創業者である「三船福太郎」氏の名前から、命名しました。
〔たつみ〕「辰巳(たつみ)」の方位が良いとされていることと、創業者と2代目がともに辰(たつ)年生まれであることから、命名しました。

Q.こだわっているところはなんですか?
A.
〔福よし〕焼き鳥串を仕込むときに、いつでもお客さまに満足してもらえる品質と味、焼き上がりとなるよう心がけているほか、接客も心をこめて行っています。
〔三船〕昔ながらの仕込みにこだわり、1本1本、丁寧に手刺しをすることと、代々引き継がれてきた味を守るようにしています。
〔たつみ〕鶏1羽を無駄なく使い、心をこめて手づくりすることです。

■感謝
この記事を作るにあたり、「福よし」さん、「三船」さん、「たつみ」さんはもちろん、広報担当の方々など、いろいろな方々に協力してもらい、無事完成させることができました。
また、ここまで読んでくださった皆さんに、改めて美唄の良さに気付いていただけましたら幸いです。ぜひ、この記事をきっかけに改めて美唄焼き鳥を食べに行ってみてください!
ありがとうございました。

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