新たに救急車を配備し、11月1日より運用を開始しています。新車両は救命処置を行うための機能などが高性能になったほか、デザインも新しくなりましたので紹介します。
■新しい救急車の特徴
◇デザイン
赤のラインに青や黄色を合わせ、従来の救急車と比べ、華やかなデザインになりました。カラーリング部分に反射材を使用し、見通しの悪い道や夜間における救急活動の際に、視覚認識を高め、二次災害を防ぐことができます。
◇サイレン
搬送時や住宅街の走行時に配慮した、柔らかい印象が特徴である和音の「ハーモニックサイレン」を導入しました。
ハーモニックサイレンのほか、“ピーポー”と鳴るサイレンよりも認識しやすい“ヒュンヒュン”と鳴る「イエルプサイレン」も導入し、交差点では、「ピーポーサイレン」と「イエルプサイレン」を混合して鳴らすことにより、周囲の車両や通行者に対し、警告と注意喚起効果を高めます。
◇電動ストレッチャー
モーターと油圧の両方を活用することにより、昇降ボタンひとつで高さ設定が可能となり、心臓マッサージや救命処置などを最適な位置で素早く行うことができます。また、電動のため、救急車内への乗車と降車時、振動を抑えることができ、傷病者の身体的負担が軽減され、安全・安心な搬送が可能になります。
※このほか、「人工呼吸器」や「自動体外式除細動器」、「車載心電図モニター」、「自動吸引器」などの従来の救急車の装備も積載しています。
一刻も早い治療が必要な人のために、今後も事故なく安全に傷病者を医療機関に搬送できるよう努めていきます。皆さんも救急車の適正利用に協力をお願いします。
問合せ:救急係
【電話】66-2226
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