6月18日から6月26日にかけて、「『ときめく未来へ』市長とのオープンディスカッション」を市内9会場で計10回開催し、延べ105人の皆さんに参加していただきました。今年は、現在、市が取り組んでいる「公営住宅の建て替え」「子どもたちへの取り組み」「美唄国設スキー場整備基本構想」について情報を提供したほか、参加された皆さんから、さまざまな意見や質問をいただきましたので、その一部をご紹介します。
《公営住宅の建て替えについて》
Q.70~80戸の予定だが、高齢化が進む中で適正な数字か。
A.建て替え対象の3団地(進徳東・南美唄・いなほ)を対象に住み替えのアンケートを行い実情の把握に努めたほか、多世代の入居者を想定しています。
《子どもたちへの取り組みについて》
Q.「親の余裕を作り出す」ための施策は、どのようなものを考えているか。
A.令和5年度に実施したアンケートで、子どもの預け先に困っている意見が多かったため、病児保育室や保育所での一時預かり、学童保育などの周知と受け入れ体制の強化が必要と考えています。
《その他》
Q.空き家についての市の対応は。
A.市からの指導に応じない管理不全状態にある空き家は「特定空き家」に認定し対応しています。また、空き家の取り扱いに困っている場合に、市役所で中古住宅として販売可能か、または「0円物件」として引き取り手がないかなど、相談を受けられる体制の構築を進めています。
このほか、「不法投棄」、「せき損センターの移転」、「道路除雪」などについて、さまざまなご意見をいただきました。いただいたご意見は、今後のまちづくりに生かしていきます。
■オープンディスカッションを終えて
2度目のオープンディスカッションを終え、就任してから一年が経過した今、市長という立場から見る美唄は想像していた以上に、多くの課題が手つかずの状態です。『新たな美唄らしい豊かさ』を作り出すには時間の余裕がない、そんな危機感を持って日々過ごしています。
今年度は、皆さんの生活に安心と希望を作り出すことを目標に、より多くの課題解決に着手し、事業の重要性はもとより、その進捗(しんちょく)状況や費用対効果の高いものを優先しながら、取り組んでまいります。その際には、皆さんへの情報発信にも力を入れてまいりますので、皆さんのご意見をぜひお聞かせください。
■芽吹き始めたまちの変化
「コアビバイの中に子どもが集まる場所がある」「新しいバスのデザインがきれい」「美唄の話題を新聞で見る機会が増えた」「病院に新しく来た先生が頼もしい」「若者たちがいろいろ頑張っている」など、皆さんがそれぞれの生活の中で感じる変化があるのではないでしょうか。
このような変化が、『なぜ』『どのように』起きているのか。
ぜひいろいろと調べてみてください。また、さまざまな場所で尋ねてみてください。
■小さな変化を大きく育てる
さまざまな課題解決に向け、小さな変化を一つでも多く起こし、それを皆さんと大きく育てる、そんなまちづくりを行ってまいります。
これから美唄で生活していく上で、希望につながる施策を知ってもらい、安心につながる施策を多くの皆さんに利用してもらうことで、『美唄らしい豊かな生活』を実現してまいります。
問合せ:まちのPR係
【電話】63・0113
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