例年、降雪が続いた後や気温が上昇する2月から3月にかけて、建物の屋根に積もった雪が一気に落ち、道路をふさいでしまう事例が多く発生しています。屋根から雪・氷・つららなどが落ちやすい構造となっている建物にお住まいの方や管理者は、次のことに注意してください。
・落氷雪事故を防ぐため、屋根に丈夫な雪止めなどを付けるようにしてください。また、付けた後も、破損や強度など安全性に問題がないか定期的に点検してください。
・軒下では、子どもたちを絶対に遊ばせないよう注意してください。また、歩行者に対しても、落雪の危険性について十分な注意喚起をしてください。
・屋根からの落雪は、気温がマイナス3℃~プラス3℃程度のときに起こりやすくなります。道路への落雪は歩行者や車両へ被害を与える恐れがあり大変危険ですので、早めに屋根から雪を下ろすようにしてください。
■道路へ落雪したときは…
・道路へ雪が落ちたときは、自身の安全を確保した上で事故が発生していないか直ちに確認し、歩行者や車両の通行の支障とならないよう速やかに雪を処理してください。
・人が埋まっている可能性があるなど、緊急を要する場合は119番通報をしてください。
・道路へ落雪した雪は市の除雪対象ではありません。建物の所有者が除雪をしてください。
落雪が原因となって発生した事故は、建物の所有者に対して民事・刑事上の責任が問われる場合がありますので、日頃から注意しておきましょう。
問合せ:施設管理係
【電話】63-0138
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