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自治体の皆さまへ

健康メモ

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北海道美幌町

『感染症を予防しましょう』

感染症は、ウイルスや細菌などの病原菌が体内に入り増殖することで発症する病気です。冬から春にかけては特にインフルエンザやノロウイルスによる感染性胃腸炎などが流行することが多い季節です。
一人ひとりが感染対策を実行することで、自身はもちろん、家族や身近な人々を守ることにつながります。
社会全体で感染症の流行を防ぎましょう。

◆感染症はどうやってうつるの?
ウイルスや細菌は、さまざまな経路から私たちの体に入り、感染症を引き起こします。主な感染経路をご紹介します。

(1)空気感染
咳やくしゃみなどにより空気中に出た細菌やウイルスが、感染性を保ったまま空気の流れに乗って拡散し、それを他の人が吸い込むことで感染すること。
[結核、麻しん、水痘など]

(2)飛沫感染
咳やくしゃみ、会話によって飛び散ったしぶき(飛沫)に含まれる病原体を、近くにいる人が吸い込んでしまうことにより感染すること。飛沫は水分を含み重いため、届く範囲は1~2メートル程度と言われる。
[インフルエンザ、おたふくかぜ、風しんなど]

(3)接触感染
感染している人の皮膚や粘膜に触れたり、病原体がついたドアノブや手すりなどの物に触れたりした手で、自分の鼻や口を触れることで感染すること。
[ノロウイルス、インフルエンザ、プール熱など]

(4)経口感染
ウイルスや細菌に汚染された水や食べ物を口にすることで感染すること。
[A型肝炎、ポリオ、ノロウイルスなど]

新型コロナウイルス感染症は、飛沫感染、エアロゾル感染、接触感染が主な感染経路と考えられています。

※エアロゾル感染
一定の環境下で飛沫よりも細かい粒子が空気中を漂い、その粒子を吸い込むことで感染すること。換気のわるい密閉した空間で起きる。

◆感染症を予防するために
感染経路の遮断と私たち自身の抵抗力を高めることが大切です。

▽手洗い
手洗いはあらゆる感染症予防の基本です。

▽咳エチケット、マスクの着用

▽室内の環境(湿度・換気)に気をつける

▽予防接種
予防接種は、感染を100%予防することはできませんが、感染した場合でも重症化を防ぐ効果があるとされています。

▽感染症を予防する生活習慣
普段から、十分な睡眠、バランスのよい食事を心がけましょう。また、口の中の細菌は、ウイルスを粘膜に付着させる役割を持っていると言われ、口腔ケアによりインフルエンザの罹患が減ったという報告もあります。口の中を清潔に保つ習慣も大切です。

◆感染が疑われる場合
かぜやインフルエンザ、新型コロナの症状はよく似ており、また症状の出方も人それぞれです。もし症状が現れ心配なときは、無理せず早めに休養をとることが大切です。
医療機関によっては、風邪症状のある方への対応を他の方と区別して行っている場合もありますので、受診される際には事前にホームページを確認したり、電話で症状や状況を伝えてからの受診をお勧めします。

問合・相談先:保健福祉課 健康推進グループ
(【電話】77-6544/77-6545・窓口6番)

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