子ども虐待の多くは、「悪いことをしている」という認識がないまま起こっています。子ども虐待は大きく4つに分類されますが、これらが重複して起こっていることが少なくありません。
◆01 身体的虐待
・首を絞める、殴る、蹴るなどの暴力
・逆さづりにする
・やけどをさせる
・冬に戸外に閉め出す など
◆02 ネグレクト(養育保護義務の拒否・怠慢)
・適切な衣食住の世話をしない
・病気になっても病院へ連れていかない
・子どもを長時間、家や車の中に放置する
・同居人による虐待の放置 など
◆03 心理的虐待
・言葉で脅す、心を傷つけることを言う
・無視したり、拒否したりする
・他の兄弟と著しく差別的な扱いをする
・子どもの前で配偶者へ暴力をふるう など
◆04 性的虐待
・性的ないたずらを強要・教唆する
・性的関係を強要する
・性器や性交を見せる
・ポルノグラフィーの被写体にする など
虐待は子どもの心身の成長や人格形成に重大な影響を与えるだけでなく、次の世代に虐待を起こすおそれがあります。
・言葉や学習の遅れなど発達への影響
・後遺症、低身長・低体重、栄養不良など体への影響
・情緒不安定、自己否定感、強い不安感など心への影響
・暴力性、自傷行為、対人関係の形成など行動への影響
連絡・問合先:
※相談や通報した人、内容に関する秘密は守られます。
・児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)
・北海道北見児童相談所【電話】0157-24-3498
・児童相談所相談専用ダイヤル【電話】0120-189-783
・美幌町役場児童支援グループ【電話】0152-77-6541
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