『周りの方ができること~こんな状況を見かけたら~』
◆いつもの散歩道で
いつも同じ道を散歩しているご近所の高齢者が、まるで道に迷ったかのように辺りを見回している。
→知っているはずの場所でも、急にどこにいるのかわからなくなることがあります。まずは、声をかけてみましょう。近所の知り合いであれば一緒に付き添って道案内をしましょう。
◆スーパーなどの店内で
スーパーなどの店内を長時間にわたり歩き回っている高齢者がいる。何か考え込むように表情もすぐれない。
→「何を買うか忘れた」「なぜここにいるのかわからない」という状態かもしれません。まずはやさしく声をかけましょう。自分では対応が難しいときには、店の人に取り次ぎましょう。
物忘れや認知症があっても、周囲の方の理解や配慮があることで安心して生活することができます。配慮したり見守る人が少しでも地域に増えることが必要です。
当センターでは認知症についての相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
参考:「地域で見守ろう、認知症の高齢者」監修/桜美林大学 特任教授 鈴木隆雄氏
美幌町地域包括支援センター
【電話】75-3220【FAX】73-4787
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