美幌町第4期健康増進計画
(2)生活習慣病とがん予防~その2
◆現状・課題
美幌町の死亡の状況をみると、悪性新生物(がん)による死亡が最も多く、約3割を占めます。全国的にも同様の傾向です。
◆美幌町の65歳未満死亡原因(令和元~3年)
美幌町の65歳未満の死亡原因では4割程度が悪性新生物(がん)となっており、若い世代の死亡にも影響しています。
部位別(全年齢)では、男性の胃が有意に低く、大腸が有意に高い状況です。
女性の肺、大腸、子宮がんが120以上と高い傾向にあります。
◆がんの部位別標準化死亡比(SMR)(平成22年~令和元年)
※標準化死亡比(SMR)
年齢構成の違いの影響を除いて、死亡率を全国と比較したもの。100より大きければ全国平均より多く、100より小さければ全国平均より少ないと考えます。
◆がん検診の受診者数、受診率(令和3年度)
※地域保健・健康増進事業報告による受診率
受診者数は町で実施しているがん検診を受診した人数です。受診率は乳がん検診と女性の大腸がん検診以外は全国の受診率を下回っています。
◆毎年がん検診を受けましょう
がんは早期発見が大事です。早期発見のためには毎年検診を受け、異常を見逃さないことが大切です。胃がん、肺がん、大腸がんは1年に1回、子宮がん、乳がんは2年に1回の検診をお勧めしています。
集団検診は、自費で受診すると数千円かかるがん検診を数百円で受けることができ、毎年しゃきっとプラザで実施しています。また、大腸がん検診、子宮がん検診、乳がん検診は毎年該当の年齢の方に無料クーポンをお送りしています。令和6年度は5月中旬頃に郵送する予定です。
申込・問合先:保健福祉課 健康推進グループ
(【電話】77-6545)
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