『認知症になっても安心して暮らせる美幌町に』
~あきらかに様子がおかしい高齢者をみかけたら~
認知症の高齢者の一人歩きは、大変危険な場合があります。道をさまよっている間に交通事故にあったり、転倒によるけがをしたり、疲労や水分不足から衰弱したりするなど、行方不明や命にかかわる事故にもつながるため、早期の発見と保護が必要です。しかし、認知症の症状として、本人に「理由や目的」があり、強い意思をもって行動していることも多く、サポートが困難な場合があります。
[外出しようとする動機]
・(昔住んでいた)家に帰りたい
・(定年退職した)会社に出社しないと
・(幼かったころの)子供のお迎えに
・ここがどこかわからないなど
◆警察署や消防署に通報を
・車道を歩いたり横切ったりしている。
・寝間着や下着姿で路上を歩いている。
・衣服が乱れ、はだしや片足靴で歩いている。
・けがをした状態で歩いている。など
◆事故を防ぐために
・道に迷う心配がある場合は、SOSネットワーク事業、位置情報検索機器貸与事業などを活用しましょう。
・安心して外出できるよう、誰かの見守りがある環境をつくりましょう。
当センターでは認知症についての相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
参考:「地域で見守ろう、認知症の高齢者」
監修:桜美林大学 特任教授 鈴木隆雄氏
美幌町地域包括支援センター
【電話】75-3220【FAX】73-4787
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