新年のごあいさつ

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美幌町長　平野浩司

新年明けましておめでとうございます。
町民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春を穏やかにお迎えのこととお慶び申し上げるとともに、日頃から町政運営に対しまして深いご理解と温かいご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
町長二期目就任から一年八カ月が経過し、早くも折り返しの年となりましたが、日々の執務に奔走しながらも、町民の皆さまの大きな思いと職責の重さを肌で感じながら、熱いご期待にしっかりとお応えできるよう、町民の皆さまの視点で考え、同じ目線で話し合い、美幌の将来を見据えたまちづくりに全力を尽くしているところであります。
これまでに多くの町民の皆さま、そして美幌町を応援していただいている多くの皆さまと出会い、私自身、たくさんの元気と勇気をいただくとともに、「ふるさと美幌」を思う皆さまのお支えにより町政を担わせていただいていることに心から感謝申し上げるところであり、引き続き、美幌町の発展のために覚悟を持って町長の重責を担ってまいりたいと新年を迎えて心を新たにしております。
昨年を振り返りますと、美幌出身又は美幌町に住む子どもたちの活躍が非常に輝いた年となりました。陸上競技、水泳、相撲、クロスカントリースキー、ラグビー、銃剣道などのあらゆるスポーツにおいて、全道、全国大会に出場するめざましい活躍を見せております。
さらに、全国規模の音楽コンクールに、金管楽器、ピアノ、美幌小・東陽小合同バンドなどが出場しており、優秀な成績を収めております。
次世代を担う美幌の子どもたちがいろいろな場面で力を発揮しており、将来の活躍を非常に期待しているところであります。
昨年の十月には、津別町～美幌町～大空町をつなぐ、約二十五キロメートルのロングトレイル「屈斜路カルデラトレイル」が、釧路湿原国立公園、阿寒摩周国立公園、知床国立公園の三つの国立公園と地域をトレイルで結ぶ、「北海道東トレイル」の全線開通に合わせて開通しました。
構想から八年、町民の皆さまをはじめ、多方面にわたる関係機関のご理解とご協力を得て実現したこのトレイルは、多くの観光客の利用が見込まれており、更なる「美幌峠」の魅力の向上、道東地域の周辺エリアと連携した持続可能な観光地づくりの実現に取り組んでまいりたいと考えております。
『美幌の活力を高め、次代につなげるまちづくり』という私に課せられた使命を果たすべく、活力と笑顔に満ちた美幌町を必ず実現するとの決意で町政に取り組んでまいりますとともに、安心・安全の中で美幌に住んで良かったと心から実感していただけるようなまちづくりを目指して全力を尽くしてまいる所存でありますので、引き続き、町政運営に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆さまにとりまして、希望に満ちた大きな飛躍の年となりますことを、心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。