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自治体の皆さまへ

美幌町地域包括支援センターだより

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北海道美幌町

『認知症になっても安心して暮らせる美幌町に』
認知症の人と関わるなかで対応に困ったときのヒント

(1)理由を考えてみよう(昔の経験が出てくる)
認知症の人の行動には必ず、その人なりの理由があります。その人が昔経験したことなどこれまでの人生を振り返ってみましょう。認知症の人の行動や心が理解できるヒントがみつかるかもしれません。

(2)上手に合わせよう(心に寄りそう)
話の内容が事実と違っていても、あまり気にせず、話を合わせて気持ちに寄り添いましょう。正しいことを説明すればするほど、認知症の人の頭を混乱させてしまい、怒り出す人もいます。

(3)話題を変えよう(楽しい雰囲気にして気持ちをそらす)
何かこだわりが出て対応に困った時は、楽しい話題をなげかけて気持ちをそらしましょう。少し時間を空けると、関わりやすくなったりします。

(4)目先のことに振り回されない(症状は変化していく)
認知症の症状は時間の経過とともに少しずつ進行していきます。今、困っていることや本人がこだわっていることも、時とともに変わっていきます。危険な行為でなければそのまま見守ることも方法です。

(5)介護者が元気になる(介護者と認知症の人は合わせ鏡)
認知症の人は周りの雰囲気にとても敏感です。介護者が不安だったりイライラしていると、本人に伝わり介護しにくくなります。介護者が明るい気持ちでいられるよう、ストレス発散法をみつけましょう。

当センターでは認知症についての相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

参考:「認知症あんしんガイド」東京法規出版

美幌町地域包括支援センター
【電話】75-3220・【FAX】73-4787

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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