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自治体の皆さまへ

動き出すゼロカーボンのまちへ

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北海道芽室町

■進む地球温暖化、求められるゼロカーボン
世界の平均気温は、産業革命以前と比べて約1℃上昇しました。地球温暖化による気候の変化は気温上昇のほかにもさまざまあり、ここ数十年の気候変動は、人間の生活や自然の生態系に影響を与えています。
地球温暖化の原因となっている温室効果ガスは、日常の生活や経済活動において排出され、その一つである二酸化炭素排出量で見ると、日本は世界で5番目の排出国となっています。そのため、誰もがゼロカーボンの実現に向けて主体的に取り組み、ライフスタイルに起因する二酸化炭素を削減していく必要があり、芽室町においても何らかの対策を講じていくことが求められます。

■芽室町地球温暖化防止実行計画(区域施策編)を策定します-第1回芽室町地球温暖化防止実行計画策定委員会を開催-
芽室町において温室効果ガス排出量を実質ゼロ、ゼロカーボンを達成するためには、行政だけでなく町民・事業者の皆さんの協力が不可欠です。
このため、町では町全体でゼロカーボンに取り組むための計画を策定することとしました。町全体に関係する内容であるため、町内事業者や地域金融機関・各種団体・町民からの公募など、関係する様々な方々で構成する「芽室町地球温暖化防止実行計画策定委員会」を設置し、8月31日(木)に第1回目の会議を開催しました。

▽ゼロカーボン推進に対する委員からの意見など(抜粋)
・産業界では2030年までに38%削減を目標にしており、次世代燃料や再エネ導入について本格的に検討をしているが、あと7年しかない。スピード感を持った対応が必要。
・電気は比較的再エネ由来エネルギーへの切り替えがしやすいが、都市ガスといった熱エネルギーは変換が難しい。策定委員会を通じて新しいエネルギーに関する情報交換等もできればありがたい。
・脱炭素化には個人の小さな取組の積み重ねが重要であり、このような策定委員会が開催されていることを町民へ広く知ってもらうなど、町には町民への啓蒙活動に力を入れてもらいたい。

芽室町地球温暖化実行計画(区域施策編)では、二酸化炭素をはじめとする町内の温室効果ガス排出量の現状や排出の要因、その結果をもとにした芽室町が目指す脱炭素の将来ビジョンや脱炭素に向けたシナリオ、温室効果ガス排出削減のための対策などを盛り込みます。現在、事業者に委託してこれらの内容に関連する調査等を行っているところであり、今後、調査に基づく数値や具体的な内容などが示されます。
資料などをはじめとする、策定にかかる経過や策定委員会での審議内容、ゼロカーボンに関する情報などを、すまいるやホームページなどで随時お知らせしていきます。ぜひ感想やご意見などをお寄せください。

■北海道ゼロチャレ!家計簿(家庭の二酸化炭素排出量見える化アプリ)
▽やってみよう!おうちのCO2測定
北海道が開発した家庭のCO2排出量を可視化できるアプリ。電気やガス、ガソリン等の使用量を入力するとおうちからのCO2総排出量がグラフでわかります!

問合せ:環境土木課ゼロカーボン担当
【電話】62-9726【E-mail】k-zero@memuro.net

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