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旬の人

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北海道芽室町

■白樺学園高校写真部
▽保坂美紅(ほさかみく)さん
好きな写真ジャンルは人や動物。最近のマイブームは文豪ストレイドッグスのアニメを観ることだそう

▽中原央太郎(なかはらえいたろう)さん
写真部部長。好きな写真ジャンルは野球。趣味はYouTubeを見ること。芽室西中学校から白樺高校に進学

▽髙橋諒也(たかはしりょうや)さん
好きな写真ジャンルは野球。他にも非現実・非日常的な描写も好きなのだとか

白樺学園高校写真部は、今年の7月末に東川町で行われた、全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園)の本戦大会に初出場。北海道ブロック代表として、全国の予選を勝ち抜いた学校と技術を競い合い、敢闘賞を獲得しました。

■写真甲子園
高校生写真部の全国大会。審査によって全国11ブロックから優秀校が選抜され、本戦大会は“写真の町”北海道東川町が会場。当日は同じカメラが貸与される同一条件下で組み写真を制作し、全国一を競います。

■今年度の写真甲子園
初戦審査会:5/28結果発表(584校→81校)
ブロック審査会:6/11結果発表(81校→19校)
本戦大会:7/25開会式7/26~7/28写真撮影(7/27ファースト公開審査会、7/28ファイナル公開審査会)

■カメラ未経験からのスタート
中原さん、髙橋さん、保坂さんは写真部の2年生。写真部に入る前はスマートフォンで写真を撮ることはあったものの、3人とも本格的なカメラを使っての撮影は未経験だったそう。
今年は部のOBでフォトグラファーの鎌田廉平さんの指導を仰ぐなど、写真甲子園参加に向け準備を進めてきました。複数枚の写真でテーマやストーリーを表現する『組み写真』に当初は苦戦しましたが、初戦審査に提出した作品『矯正』では、敢えて色をモノクロとし、テーマ性を持たせた写真を作ることができたそうです。

■全国を舞台に楽しむ
本戦大会では、撮影日の前日にテーマが発表され、それらを解釈した組み写真を制作します。
自由度の高いテーマをどう扱うか、夜遅くまで話し合うなどハードな行程だったそうですが、3人とも「他の出場校との交流など、とにかく楽しかった」と振り返ります。
当日も撮影を断られてしまったり、自然な表情を撮影するのに苦労もありましたが、シャッターを切る役・被写体の方に話しかける役を交代しながら協力して撮影できたそうです。
ファイナル審査に提出した『結び』は夫婦愛・親子愛などを8枚の写真で表現。審査員からも被写体の表情に評価のコメントが出るなど、一定の手ごたえを掴みました。
写真の魅力について「『写真』という通り、そのままを写し取れる。それが形として残る(中原さん)」「良いと思った一瞬を写し、心を表現できる。その瞬間を思い出せる(髙橋さん)」「人物撮影は配置や表情づくりが難しい。そのぶん上手くいくと楽しい(保坂さん)」と、3人ともそれぞれ特色あるコメントをいただきました。
今後とも魅力的な作品づくりに期待したいと思います!

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