この度の突然の新嵐山スカイパークの休業に際し、多くの町民の皆様、利用者の皆様、そして関係者の皆様に大変なご心配、ご迷惑をおかけしたことについてお詫び申し上げます。去る10月22日と24日の2日間、新嵐山スカイパークの状況、経過、町としての考え方、今後についてを、町民、利用者、関係者の皆様へ直接説明するため、新嵐山スカイパークに関する経過説明をテーマに、めむろ未来ミーティングを開催しました。
このページでは、質疑応答の主な内容を抜粋、要約してお知らせします。当日の報告書は、ホームページに掲載していますので、ご覧ください。
また、当日はYouTubeによるライブ配信も行いました。配信の様子は芽室町公式チャンネルから確認できますので、こちらもご覧ください。
■計191人に参加いただき、たくさんのご意見をいただきました。
▽10月22日(日)13時30分~16時45分
町内在住者:90人
町外在住者:11人
YouTube最大同時視聴者数:64人
▽10月22日(日)18時00分~19時30分
町内在住者:43人
町外在住者:2人
YouTube最大同時視聴者数:57人
▽10月24日(火)18時30分~21時00分
町内在住者:40人
町外在住者:5人
YouTube最大同時視聴者数:57人
■今シーズンのスキー場営業は厳しい
Q.今シーズンのスキー場営業の可能性は?
A.今シーズンの営業については非常に厳しい状況。リフト運行がネックで、索道管理者や、ゲレンデを整理するスタッフの問題、運輸局への認可申請がどのくらいかかるかなど、不明確な点が多い。また、めむろ新嵐山株式会社(以下「会社」)の破産申立による債権整理ということもあり、敷地への立ち入りも令和6年1月末まではできない見込みである。何らかの方法でできないのかということは検討し進めているところだが、営業再開は非常に厳しいということはご理解いただきたい。
■施設は令和7年4月再開を目指す
Q.施設再開の目途は?
A.
次年度までの間に、スキー場だけでも何とか再開できないか模索していきたい。次の担い手がすぐ現れるとは限らないが、令和7年4月以降の新たな担い手につなぐような形で、スキー場だけでも再開できないか考える。
ただし、リフトの認可を取った当時より今の基準は厳しくなっている。リフトの架け替えなど、認可基準を満たすための設備投資が必要になった場合に、どのように進めていくかなども考えていかなくてはならない。
■展望台までの道は通れます
Q.休業により施設は閉鎖されているが、すべて立ち入りできないのか?
A.新嵐山展望台に続く林道及び遊歩道は今までどおり通れる。現在は破産申立による債権整理のため宿舎、レストラン、キャンプ場などの施設への立ち入りはできないことから、第1駐車場及び第2駐車場への入り口を封鎖している。
※本紙P5に詳細を掲載しています。
■休業中も維持管理していきます
Q.休業中の施設の維持管理は?何もしないと廃墟になってしまうのではないか。
A.基本的に施設を無くす考えはないため、最低限の維持管理はしっかりやっていきたい。散策道などをご利用される方もいるので、利用者ともお話しをして、草刈りなどの対応をしていきたい。
■会社の清算に町の税金投入はない
Q.めむろ新嵐山株式会社の清算に税金投入はあるのか?
A.会社には、従業員の給与、金融機関からの借入金、債権者への支払いなど、多額の負債がある。それらの未払いを防ぐため、町の予算での支払いを顧問弁護士と相談のうえ検討したが、第3セクターの清算手続きに町が税金を投入することは違法性が高いとの見解から、申し訳ないが断念し、破産手続きという法的な整理をとることになった。
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