芽室町職員が「派遣職員」として全国各地で奮闘中!
派遣(ハケン)職員の発見(ハッケン)vol.25
■十勝中部広域水道企業団(帯広市)総務課総務係 上本直弘さん
こんにちは!十勝中部広域水道企業団派遣の上本です。3年間の派遣期間の半分が過ぎました。コロナによる制限がなくなり、日常が戻ってきたことをうれしく思います。
さて、今回は、7月からなかとかち浄水場(中札内村)で本格稼働したマイクロ水力発電について紹介します。
マイクロ水力発電は、出力100kw以下の小規模水力発電のことです。なかとかち浄水場では、札内川ダムから浄水場へ導水する水の勢いを利用して発電しています。
発電機は、自家消費用と売電用の2基が稼働しており、エアコン・空気清浄機で有名な「ダイキン」の子会社である「DK︲power」と連携して運用しています。
このマイクロ水力発電により、浄水場で使用される電力の6~7割程度を賄い、残りは売電してDK︲powerと利益を分配しています。導入効果として動力費200万円程度の削減と年間412トンのCO2排出量の削減を見込んでいます。
管内の上水道施設では、唯一のマイクロ水力発電施設です。施設見学を随時受付しておりますので興味のある方はぜひお越しください。
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