■先進地視察
業務棚卸やプロジェクトチームでの検討で明確になった課題。すでに解決し、先進的に取り組んでいる自治体を視察しました。
(1)埼玉県深谷市「書かない窓口」10/17-18
「近代日本経済の父渋沢栄一」の出生地として有名な深谷市では、3年以上前から「書かない窓口」に取り組んでいます。
芽室町では窓口そばの「記載台」で色分けされた申請書から、必要な用紙に記入して窓口に持っていきますが、深谷市にはそもそも「記載台」がありません。
発券機で手続きに沿った券を受け取り、呼出し後に直接窓口に行きます。窓口で身分証明書の提示や職員とのやり取りを通じて、必要事項が書かれた申請書がすぐに出てきました。申請者の作業は、「署名」だけです。
毎度、住所や生年月日などを書かないだけでなく、職員とのやり取りで必要な申請ができるので、速いだけでなく、必要な手続きがストレスなく終えられるように感じました。
また、深谷市は職員側の処理にも大変工夫されていて、自動化された処理やチェック体制など、非常に参考になりました。
(2)愛媛県西予市「オフィス改革と柔軟な働き方」10/23-25
10月号掲載のグループウェア刷新プロジェクトのメンバーで、オフィス改革を通じて柔軟な働き方を実現している西予市を視察しました。
定型的な業務は効率化し、生産性を向上させなければ、自治体としての存続にも関わるという危機感を持って、8年前から取り組んでいる西予市。
紙を使わずに仕事ができる環境として、グループウェアや電子決裁を導入しており、紙の保管スペースだった場所が、打ち合わせやオンライン会議に使える場所に変わっていました。
また、どこでも仕事ができる環境を整えているため、これからは合併で広範囲に渡るそれぞれの地域に職員が出向く働き方にチャレンジしていくそうです。
問合せ:政策推進課DX担当
【電話】62-9721(窓口2階6)【E-mail】s-dx@memuro.net
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