■「2023年師走を迎えて」
2023年兎年も師走を迎えました。今年の一文字を「再」と掲げ、再生、再興、再スタートを切っていくとしたところですが、あっという間の師走突入です。季節感も感じられないぐらい多忙な1年となりましたが、まだまだ町政課題解決への模索は続きます。心身の切り替えを自分自身もしっかりしながら新年を迎えたいと思います。
ところで、諸説あるとは思いますが、1年の各月には呼称、別の名前がついています。
1月は睦月(むつき)、2月は如月(きさらぎ)、3月は弥生(やよい)、4月は卯月(うづき)、5月は皐月(さつき)、6月は水無月(みなづき)、7月は文月(ふみづき)、8月は葉月(はづき)、9月は長月(ながつき)、10月は神無月(かんなづき)、11月は霜月(しもつき)、そして12月は師走(しわす)となります。それぞれの月の名前には意味があるようですが、季節感などでなんとなくイメージできるものもありますね。他の月に比べて12月を師走と表現する機会が最も多く感じますが、その意味として最も有名な説が「師匠である僧侶が、お経をあげるために東西を馳せる月」という語源の「師馳す(しはす)」から「師走」となったとのことで、この意味から年末の多忙な月という解釈となるようです。慌ただしい生活や仕事の中ですが、毎月の意味や季節を感じる余裕も大切なのかなと思ったりいたしました。
また、12月には別の呼称として「春待月(はるまちづき)」というのもあるそうです。2023年は、町政としてもさまざまな課題があり、町民の皆様にとっても社会的・経済的にも大変なことが多い年となったかもしれませんが、平穏で不安のない暖かい「春」を迎えたいものです。
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