町長室から 芽室町長手島旭

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■「新たな春と環境変化」
去る3月6日、中学を卒業する3年生に向けて、私から話をさせていただく機会がありました。人生の先輩として、これからの経験が大切なことや挫折などにどう対するべきかというお話、芽室町の魅力や郷土への愛情、まちづくりの考え方と若い力を大切にしたいことなどをお話いたしました。高校という新たな環境の中で自分のやりたいことをしっかりと目標をもって取り組んでいただきたいと思います。
今年の冬は雪が多く、寒い日も続きましたが、3月に入って一気に暖かくなり雪融けも急速に進みました。冬らしい冬から一気に暖かくなって、作業がはかどる面からも、農業としてはとてもいい年になるのでは?という期待の声が聴こえました。資材高騰などで各産業への影響が心配ですが、豊作を願いたいと思います。
3月は野球の話題に元気をもらいました。WBCでの日本の優勝は日本中に感動を与え、センバツ高校野球も多数の観客の下で熱戦を繰り広げ、北海道では新球場エスコンフィールド北海道がオープンし、プロ野球も開幕しました。「球春到来」と言いますが、これほどドキドキワクワクする春はなかったかもしれません。
そして、4月は進級、進学、人事異動、転勤などで環境が変わった方が多いと思います。また、ご自分の変化はなくても周りの環境が変わるという方も多いのではないでしょうか?新年度となり、自分からも新たな環境に溶け込んでいく姿勢も必要だと思います。第一印象も大切だと思いますので、早く新たな環境に慣れて友人づくりや職場でのチームづくりを意識しながら、笑顔で新たな春を迎えてほしいと思います。
暖かく穏やかな春を迎え、心も体もリセットして希望に満ちた新年度となることを心から期待いたします。