■新たな魅力創出に向けて、魅力創造課に2人の職員が加入
▼芽室町地域おこし協力隊 宮本昌武(みやもとまさたけ)さん
日高山脈国立公園化に伴う観光PR関係の業務を担当。趣味の道の駅めぐりでは道内を完全制覇したそうです
▽“縁”ある芽室町へ…
地域おこし協力隊として着任した宮本さんは、なんと芽室高校の卒業生。
「音更町に実家があり、そこから通学していた。大変だったが、当時から芽室は気候が良く住みやすそうな町という印象があった」と当時を振り返ります。
大学卒業後は函館市で7年間を過ごし、民間の会社で観光関係の仕事に携わってきました。
▽景観、歴史の魅力を掘り起こしていきたい
現在、日高山脈襟裳国定公園は国立公園化を予定しています。それに伴い、芽室町では情報やアクティビティの拠点となるアクティビティセンターの設置を検討しています。
「前職の経験を活かし、新しい観光の玄関口としての十勝、日高山脈の魅力を掘り起こしていきたい。町民の方々からも勉強させていただきたい」と力が入ります。
宮本さん、よろしくお願いします!
▼地域活性化起業人 麓紀久(ふもとのりひさ)さん
“食”を軸とした、特産品の開発やPRを担当。趣味は食べ歩き
▽“農”や“食”に付加価値を
麓さんはこれまで民間で生産者と飲食店をマッチングしたり、“食”を軸としたインバウンド誘致などに携わってきました。
業務のひとつであるふるさと納税の返礼品について「どうしても食材が贈られてくるイメージ。しかし、芽室の食材を使ったメニューを町外のレストランで食べることや、芽室の食品工場見学を返礼品にしても良い。様々な可能性がある」と語ります。
芽室町のふるさと納税額は令和4年度に2億7046万円を達成しましたが「今後も納税額はまだ伸ばせる。それだけのポテンシャルがある」と目を輝かせます。
麓さんの活躍に期待大です!
▼地域活性化起業人制度とは…
地方公共団体が、三大都市圏に所在する民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かしながら地域の魅力や価値の向上等につながる業務に従事していただき、地域活性化を図る制度です。(本紙P9左上参照)
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