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北海道芽室町

北海道庁からの派遣職員、地域おこし協力隊が新たに『チームめむろ』の一員に

■魅力創造課魅力発信係 栗城広賢(くりきひろたか)さん
白糠町出身。北海道大学を卒業後、北海道庁に奉職。趣味はスキー、サウナ

▽初めて暮らす土地へ
栗城さんは北海道庁から派遣され、6月から芽室町で勤務しています。
派遣前は北海道オホーツク総合振興局の商工労働観光課の職員として、本州の空港や都庁での物産展に参加したり、オホーツク地方の地場産食材を使ったお弁当『オホ弁』の企画など、観光振興の仕事に携わってきました。
大学時代は札幌市、卒業後を網走市で過ごしてきた栗城さんにとって十勝地方での暮らしは初めて。気候や景色の違いなど、新鮮に感じることも多いそうです。

▽新たな魅力創出に向けて
現在、栗城さんは日高山脈国立公園化に向けた広域連携を始めとする観光振興の仕事を担当しています。
日高山脈について「郊外まで行かなくても、まちなかのどこからでも見える。このように山々が横に広がっている景色というのは印象的。初めて来た人はビックリするのでは」と観光資源としてのポテンシャルを感じています。
今後について「冊子や動画コンテンツの作成、モニターツアーの企画、ルート作成、キャッチコピーなど、取り組むことがたくさんある。今年度4月から同業務に取り組まれている宮本さん(地域おこし協力隊員)らと協力してあたりたい」とのこと。栗城さん、2年間どうぞよろしくお願いします!

▽日高山脈国立公園化について
日高山脈襟裳国定公園は、日高山脈を中心に、襟裳岬の海岸景観などからなります。環境省は来年度中の国立公園指定に向けた手続きを進めており、指定を受けた場合『日本を代表する傑出した景勝地』として国定公園から国立公園への昇格となります。

■健康福祉課障がい福祉係 藤江日向子(ふじえひなこ)さん
兵庫県神戸市出身。趣味は自転車に乗ること、ドライブ、カラオケ

▼人と人との“縁”が移住の決め手に
前職は道内で保健師として勤務していた藤江さん。転機は4年前、大阪の移住フェアでのこと。
当時芽室町の地域おこし協力隊として活動していた永井健士さん・八所かおりさんから冬の暮らしなど具体的な話を聞き「芽室は楽しそうで良い町だなと思っていた」と当時を振り返ります。
その後、芽室町ハローワーク担当者となった永井さんを通して地域おこし協力隊の募集を知り、6月に芽室町に着任しました。

▼共に将来を考える仕事
現在、藤江さんは障がい者用生活体験住宅の運営管理をはじめ、障がいをもった方々の自立支援を担当しています。

▽障がい者用生活体験住宅とは
将来一人暮らしを希望する働く障がい者向けの一人暮らしのお試し体験住宅。
必要な家具・家電は一通り揃っており、調理や洗濯、掃除などを体験して一人暮らしのイメージを膨らませることができます。

自立支援の仕事について「職場体験などを通して、どんな働き方や生活をしたいのか。本人が希望する将来を一緒になって考えていく。同じ人はいないので全く同じ支援方法はない。個々人との付き合いになるので難しいけどやりがいがある」と語ります。
この仕事を志したきっかけは、障がい者が暮らしていく難しさを特集したテレビのドキュメンタリー。それを見て「地域に根ざして困っている人の力になりたい」と思ったそう。
着任して一か月、熱心な仕事ぶりで関係者からも厚い信頼を寄せられている藤江さん。今後もどうぞよろしくお願いします。

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