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町長室から 芽室町長手島旭

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北海道芽室町

■「豊作・出来秋への期待」
芽室町の基幹産業であり、経済循環のベース、大きな魅力でもある農産物の収穫が本格化してまいりました。春先にも越冬した長芋・ごぼう、アスパラ等の野菜の収穫・販売等は行われていますが、農産物の収穫は7月中の「小麦」からスタートという印象が強いです。
今年の小麦収穫は、集団による収穫作業が7月19日(水)からスタートし、私も7月22日(土)には、各集団に伺って、収穫の状況や品質等についてお聴きしました。大きな事故もなく無事に収穫作業を終えることができて、私自身もほっとしております。
町内全体的に、小麦の品質、収量ともに非常にいいということでしたし、農産物全体の生育状況もいい状態で進んでいるとのことで、これからはスイートコーン、馬鈴薯などへと収穫作業が続きますが、まずは安全な作業と豊作を祈念したいところです。
一方で酪農・畜産分野においては飼料等の高騰が大きく経営を圧迫し、畑作についても肥料高騰などによって、経費も大きく嵩んでおり、実際の所得・利益につながらない側面もあります。こういった経費増加に対しては、町としても引き続き対応を検討するとともに、関係者とも協力しながら、国・北海道への要望活動なども継続していかなければと考えております。
各種農畜産物の収穫・出荷は、冬に近づくまで続きますが、まずは第1弾の小麦が平年作以上ということへの安堵とこれからの収穫作業が天候にも恵まれ、豊作であることを願うところです。物価高騰の課題などもありますが、やはり「豊作・出来秋」というのは大変喜ばしいところであり、そんな素晴らしい秋を迎えて、町が活性化し元気になってほしいと心から願っております。

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