■新年にあたって
あけましておめでとうございます。
さて、昨年暮れには、町内会長さんとの意見交換会(ワークショップ)を行うことができ、たくさんの方に集まっていただきました。本当にありがとうございました。ところで、私は、このワークショップを通して、やはり直接顔を合わせた話し合いは、必要だという思いを新たにしました。
人の表情、雰囲気など、顔を合わせてのコミュニケーションは、心で感じ、交流ができます。そのことが、またお互いに考えを深めます。今は、会社によっては、一堂に会する場も無く、テレワーク、メールなどで業務をこなしている職場もあると聞きます。
コロナ禍となり、ますますそうした方法が盛んなようです。人との絆が薄れて、果たして良い仕事ができるでしょうか。こうした人と会わない働き方が、妙に今の町内会活動と重なります。コロナ、インフルエンザと高齢者にとっては、警戒警鐘が鳴りっぱなしです。しかし、やはり集まる場所を無くすわけにはいきません。私の町内会では、今年、これまでに2回交流の場を持ちましたが、集まりはコロナ禍前と比べると残念ながら少ないです。それでなくても、外出の機会が少なくなっている、特に高齢者の方の表情に笑顔が戻っています。感染対策には、十分配慮しながら顔を合わせる場を工夫していこうと思います。
最後になりましたが、今年も花壇活動では、多くの町内会員、企業、団体の方々にお世話になりました、そのことに重ねてお礼申し上げます。新年度も連合会活動を通して絆を深め、町内会の活性化を共に、目指していきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
芽室町市街地町内会連合会会長 白銀孝志
■「町内会長とのワークショップ」
令和5年12月8日(金)夜7時から、中央公民館2階講堂において、31の町内会から会長または副会長、総務部長の方が代理で参加されるなど、合わせて39名が参加して行われました。
冒頭に、昨年度の連合会から町への要望事項に対して、その後の状況について説明しました。進行しているもの、なかなか進まないものなどありますが、継続して粘り強く要望していくことを伝えました。
ワークショップでは、6グループに分かれ、進行役を中心に、たくさんの話が展開されていました。テーマは、「町内会、行事、子供会、防災」といったことについて、それぞれ付箋に書いて一人ひとり思い思いのことを話していただき、それを模造紙に貼って分類しワークショップ全体では、1時間ほどでしたがそれらをまとめて、最後に進行役の方に発表していただきました。コロナで中々行事はできなかったけど、何とか今は実施できる状況であるとか、町内会では役員のなり手がいない、町内会への加入の問題、中々若い人が町内会に入ってくれない、防災では訓練ができなかった、高齢者の安否確認のことなど課題は多かったようです。今回のワークショップでは、それぞれ他の町内会の人との意見交換で同様の課題があることを知っていただくこと、それが大事で、そのことで共通の課題として、今後協議していくことが必要だと思っています。
ワークショップを終えて、参加者に感想を書いてもらいました。そのなかで、他の町内会の人と色々話ができて良かった、悩みは共通している、そのことを知ることができて良かった、できれば町内会の情報とか行事とか共有したいとの提案もありました。またこのような機会を作ってほしい、もう一度やってほしいなどの意見もありました。是非ともそうした機会ができるようワークショップ、あるいはサロン形式のような、他の町内会の人と交流、相談ができる場が設けられると良いと感じました。
■「国道38号線花壇」個人参加募集
令和2年度から始まった、国道38号線の花壇づくりは、地元企業や団体のご協力を得て、東1条通りから日甜工場前まで、約1キロメートルの間、フラワーロードとして拡大してきています。
さらに芽室町の玄関口を、花で飾るフラワータウン運動で盛り上げたいと考え、国道花壇の一部を個人参加用に用意いたします。
参加を希望される方は、個人参加要項をご覧いただき申し込みください。
▽国道38号線花壇個人参加要項
事業部長 太田昭弘
発行・編集:芽室町市街地町内会連合会
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