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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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北海道芽室町

芽室町民の皆様、新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、ご家族ともども希望に満ち、穏やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、日頃から町政に対しまして深いご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。
昨年は、世界中で猛威を振るい、私たちの社会生活や経済活動に多大な影響を与え続けた「新型コロナウイルス感染症」の感染症分類が変更となり、それまでの日常が戻ってきたと感じられる1年となりました。
一方で、国際紛争に端を発したエネルギー問題などにより生じた「物価高騰」は続いており、町民生活や町内の経済・産業は非常に苦しい状況であると認識しております。町としても安定した生活と経済循環などへの支援をしっかり考え、引き続き実行していかなければならないと考えております。
さて、昨年の基幹産業農業の生産額は、約363億7千万円となり、史上2番目の生産額となりました。しかし、猛暑などの気候変動による品質低下などが見られる品目があり、さらに肥料、飼料、資材等の物価高騰で生産費も大幅に増大し、所得増の実感が沸かないなど、今後の農畜産業の推進に向けて不安の残る年となりました。農畜産業の維持・発展と農畜産業を核とした2次産業、3次産業の振興・発展に向けて、生産者・関係者とともに努力してまいりたいと考えております。
また、長期にわたり町政課題としてきた「公立芽室病院の経営安定化」「まちなか再生」などは一定の成果や方向性をまとめることはできましたが、継続した実践が重要と考えているとともに「新嵐山スカイパークの休業」については、町民の皆様、利用者の皆様、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけし心からお詫び申し上げます。今後はできるだけ早期の再開に向けて力を尽くしてまいります。
さらに、幅広い分野と行政手続きなどにおける「デジタル化の推進」や、ゼロカーボンへの取り組み、新工業団地造成なども構想・計画の策定に着手し、具体化も進めておりますが、その取り組みを加速していきたいと考えております。
そして、「住んでいる方々が活き活きするまちづくり」のため、町民の生活環境整備はもちろんのこと、「住んでいてよかった」と思えるまちづくりのため、郷土愛や地域コミュニティの醸成、次代に向けての人財育成が重要であり、将来のまちづくりに向けては町を訪れる方、関心のある方、応援したいただく方や企業の皆様などとの協力も必要です。ジモト大学やふるさと納税など、幅広い方々を対象とした様々な事業を推進することで、このまちをつなぎ、創ってまいりたいと思います。
広報誌新年号において毎年お伝えしている今年の一文字は「起」といたしました。
様々な事にチャレンジする人の気持ちを「起」こすまち、「起」業などを応援するまち、課題解決に向けて策定した計画や構想を具体的に「起」こす。そして、自分自身も初心に帰って「一念発「起」」し、「七転八「起」」の精神でまちづくりに奔走したいと考えております。
本年が町民の皆様、ご家族の皆様にとってまずは「健康第一!」で、さらに、前向きで明るい1年となりますことを心からご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。
芽室町長 手島旭

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