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自治体の皆さまへ

動き出すゼロカーボンのまちへ

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北海道芽室町

今月は町内のゼロカーボン取り組み事例を紹介します。
参考にしていただき、ゼロカーボンシティの実現に向けて一緒に取り組んでいきましょう!

■参考にしたい!町内のゼロカーボンの取り組み
▽事業者/小麦のくずで灯油が2,000ℓ削減!
一般社団法人めむろシニアワークセンター
めむろシニアワークセンターの花事業部では、花の苗の生育と販売をしています。その苗の生育に欠かせないのが温度管理で、花を育てるためにハウス内の温度を「最低でも18度にする必要がある」ため、冬季は暖房機で暖めています。3年前までは、灯油で燃焼する暖房機を使用していましたが、2年くらい前から小麦のくずを燃焼するボイラーを使用しています。ひと冬で約2000ℓ必要だった灯油が、なんとゼロに。小麦くずは町内の農家から出たもので、それを燃料に使いました。花の苗を町民に提供する地産地消的な取り組みといえます。

▽家庭/家庭の電気料を抑え消費エネルギーも削減
住尾幸恵(すみおゆきえ)さん(大町)
町内在住の住尾さんのご家庭では、節電をとおして消費エネルギーを削減する取り組みを実践しています。給湯器の温度は、90度から70度に。洗濯機も設定を自動から手動に変え、洗濯を10分から7分に、脱水を5分から3分に設定。全体で38分から33分に短縮。一か月で20回ほど洗濯機を使用するため、時間にして月に100分もの削減に成功。冷蔵庫も温度設定を変更。冷蔵を強から中と弱の間に、冷凍を強から中にしたといいます。「電気使用量は積み重ねることで大きな数字になっていくと感じています」と効果に手ごたえを感じています。

問合せ:環境土木課ゼロカーボン担当
【電話】62-9726【E-mail】k-zero@memuro.net

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